何もなくて豊かな島 南海の小島 カオハガンに暮らす Caohagan Island No.15
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「何もなくて」と「豊かな島」の間に「も」が入らないのが、ミソではないかと。いいタイトルだ。大掃除の最中、何度もシンプルに生 きることの大切さを思い立ったような気がしたが、年明けて1日で忘れていた。これを読んでそれを思い出したことを、日誌をつけるに当 たって思い出した。つまり、またすぐ、忘れたということだ。考えるは易し。(02/01/02)
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崎山 克彦 1935(昭和10)年福岡生れ。講談社を経 て、講談社インターナショナル社取締役、マグロウヒル出版社社長を務めるなど、30年間のサラリーマン生活を送る。‘87年フィリピ ン・セブ島の沖合10kmに浮かぶ周囲2kmの小島・カオハガン島と出会う。島を買い、’91年会社を辞めて移住。現在、NGO「南 の島から」代表。島では、小さなホテルも運営している。
新潮文庫 さ 36 1(新潮社)6197 文庫 平成10年11月1日発行・平成13年5月30日5刷 476円 カバー写真・ 著者写真 熊切圭介 口絵写真 熊切圭介 挿画 松本孝志 カバー印刷 錦明印刷 デザイン 新潮社装幀室
周りは青い珊瑚礁に白い砂。風の音と海鳥の声が耳に心地よい。ああ、今日も予定は何もなし。椰子の木陰でまたひと眠りだ――。セブ 島の沖合にある小島・カオハガンと運命的に出会った著者。退職金で島を買い、350人の島民と共に暮らす生活が始まった。最新情報や 便利なモノは何一つないが、美しい自然の中でゆったり人生を楽しむ人々。人間の幸福や豊かさとは何かを問いかける本。(裏表紙 )
はー、こんな、夢見たいな人生送って
る人、いるんだ。あまりにも羨ましくて、とりあえず見にいってみよーかなー。とまで、考えた。で、連絡先だ。「オン○―ドトラベル」
…。社会人になって、そんなにたってない(つもりだ)けど、一体いくらオンワー○系列の商品につぎ込んだか。という、考えたくないこ
とを思い出さされてしまった。多分、名○屋駅近辺に建った、おそらく自社ビルの煌々と夜も立派にビルを照らしている、あの照明1コ分
くらいは…。うん。まぁ、オ○ワードには充分、客になった。まぁ、島暮らしは夢に見るだけにしよう。
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2005/02/27更新