失楽の街 建築探偵桜井京介の事件簿 No.893
おっと、今、ちょっと読み返したら、犯人が誰だったのかよくわかってなかったようだ。そっか。そうやって繋がったのか。と再度納得 。二重に過去の謎を解いてゆく話。『Ave Maria』と表裏の関係だそうだけど。忘れたんで、よくわかんない。『綺羅の柩』が進 行している最中から物語りは始まり、神代教授が活躍?する。(05/01/20)
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篠田 真由美 1953年、東京本郷生まれ。早稲田大学第 二文学部卒。専攻は東洋文化。 91年に『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となり、翌年、東京創元社より刊行。中井英 夫氏らの注目を集めた。建築探偵桜井京介のデビューは94年。以来、絢爛たる悪夢を内包する館たちのために京介、蒼、深春らは走り、 成長する。またさらに、『彼方より』『この貧しき地上に』(全3巻/以上いずれも小社刊)、『龍の黙示録』『東日流妖異変』(祥伝社 )などでも圧倒的な美学を披露。著書は他に『墮とされしもの』(徳間デュアル文庫)、『幻想建築術』(祥伝社)『アベラシオン』(小 社刊)などがある。 近刊予定に『聖なる血』(祥伝社)。(裏表紙見返し) 建築探偵シリーズ第二部終了の本編は、ある意味先月発売 の番外編『Ave Maria(アヴェ マリア)と表裏の関係にある。第一部から尾を引いていた 物語に一旦けりをつけたのは、むしろ番外編の方で、こちらではすでに世界は新しい局面へ、桜井京介自身の物語へと向かい出した。 そ して実のところここに仕掛けられているトリックは、ばらしてしまおう。『探偵=犯人』である。桜井京介は決して、天使の光輪をいただ いた完全無欠の名探偵ではない。 ――篠田真由美(見返し)
講談社ノベルス(講談社) 新書 2004年6月7日第1刷発行 本体1,000円(税別) ブックデザイン 熊谷博人 カバー写 真 半沢清次 カバーデザイン 岩郷重力
都内で続発する連続爆破事件。呪詛にも似たネット上の犯行宣言に京介は…!?(巻末のシリーズ案内)
ついに第二部完結! 都内で続発する連続爆破事件。呪詛にも似たネット上の犯行宣言に京介は…!?(巻末の最新刊案内)
インターネットの海にひそかに書き込まれた犯行宣言。あでやかに桜咲く2001年4月、巨大都市東京を爆弾魔が跳梁する。転々する 犯行現場を繋ぐミッシング・リンクはなにか。怒りと悲しみに突き動かされて漂泊する犯人を、桜井京介は捉えることが出来るのか。失わ れゆく古き東京への挽歌とともに、建築探偵第二部完結!!(裏表紙)
途中、ファミレスのウェイトレスが語
り手のシーンがあり、桜井京介が来店する場面がある。で、気づいたのは、実は京介、小柄じゃなかったんだなー。ってこと。どうも、深
春と対になるように考えるせいか、華奢で背もあまり高くない男を想像していた。かっこいい、じゃなくて、女性的にきれいな男がという
イメージだったので、なんとなく、背も低いと想像していたが、180あるらしい。へー。びっくり。##犯人が
お手伝いさんだってことは、読み終わったときわかんなかった。突然出てきた感じだった。##
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2005/02/27更新