アベラシオン ABERRATIONS No.759
美術とか建築とか詳しくないというか、ほとんど知らないので、むーーーーー。でした。おもしろいことはおもしろいけど、雰囲気を勝 手に想像してわかったつもりで読んだので、わかってないかもしれない、というか、わかってないだろうなぁ。ま、いいや。でも、空気を 書くのがうまい。その場にぐっと引き込まれます。(04/04/24)
篠田 真由美のページへ 作品名順一覧 あへ 読書日誌へ bk1 amazon
篠田 真由美 1953年、東京都本郷生まれ。早稲田大学 第二文学部卒。専攻は東洋文化。91年に『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となり、注目を浴びる。94年から始まった 「建築探偵桜井京介の事件簿シリーズ」は読者から高い評価を受け、現在も続いている。代表作に『未明の家』『翡翠の城』『原罪の庭』 『綺羅の柩』(いずれも小社刊)など多数あり、5月には新作が刊行される予定。本作は構想10年を経て完成した著者畢生の大作である 。
講談社 単行本 2004年3月10日第1刷発行 函図版 PALAZZO FARNESE/1663年 扉写真 PALAZZO FARNESE/篠田真由美 撮影 口絵 「春」ボティチェルリ:作/1477年UFFIZI美術館蔵(C)EKESSING/PPS通信 装丁 柳川貴代+Fragment 解説 皆川博子 「小説現代増刊号 メフィスト」2000年9月増刊号から2003年5月増刊号まで連載されたものに大幅加筆修 正
冬のヴェネツィア、華やかなパーティのさなかに起きた奇妙な殺人事件。偶然目撃者となってしまった日本人留学生藍川芹は、やがて事 件の関係者からの招待状を受け取る。北イタリア山中の巌上にそびえる<聖天使宮(パラッツォ・サンタン ジェロ)>。未公開の美術品に満たされた巨大な正五角形の宮殿を所有するのは、謎めいた伝説に包まれた美しい一族の末裔だった 。心ならずもそこに滞在することとなった芹の前に、勃発する凄惨な連続殺人。一族の過去に揺曳するナチズムの影。車椅子の少年に導か れて、絢爛たる地獄を巡る女主人公(ヒロイン)が最後に見たものは――。 建築探偵シリーズとも リンクする著者渾身の力作(帯)
建築探偵シリーズとリンクというのは
、今のところ、##主人公が教授の姪##ってことしかわかんないんだけど、もしかして、建築探偵シリー
ズの方を全部読めばなんかリンクしてるのかな。函入りらしくて、図書館は函なしで貸し出ししてるので、箱の実物が見られず残念。犯人
とか動機はまぁ、他にないでしょ。という感じですが、展開は読めませんでした。建築・美術好きじゃないと、途中で寝るかも。というか
、眠くなった。
著者名順一覧 し 本棚 上 中 下
2005/02/27更新