祝福の園の殺人 No.454
とにかく先を読もうとするので、最初の方の、庭園の説明を淡々と読んでいると、あ?どこがどうだって??え?で、え?今どこにいる って?と、まぁ、たいへん。何度も図と、人物紹介を見直しながら進む。それがうざったかったけど、おもしろかった 。(03/01/12)
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篠田 真由美 1953年、東京都生まれ。早稲田大学第二 文学部卒、専攻は東洋文化。’91年に『琥珀の城の殺人』が第2回鮎川哲也賞の最終候補作となり、作家デビュー(同作品は講談社文庫 で刊行)。’94年に建築探偵・桜井京介シリーズ第一作『未明の家』を発表。以来、傑作を連発し絶大な人気を博している。シリーズは 他に『玄(くろ)い女神』『翡翠の城』『灰色の砦』『原罪の庭』『美貌の帳』がある。
講談社文庫 し 54 3(講談社) 文庫 1999年8月15日第1刷発行 本体590円(税別) カバーデザイン 成田郁弘( デザインファクトリーIN) 作図 半沢清次 1994年8月東京創元社より刊行の単行本(bk1 amazon)を一部改筆
十七世紀イタリア。侯爵モンタルト家別邸の、亡き女主人が丹精込めて造った庭園で男の死体が発見される。つづいて次々と起こる侯爵 家に関わる者たちの不可解な死。渦巻く血の輪舞(ロンド)。呪われた庭≠ノ隠された真実のメッ セージとは何だったのか? 建築探偵シリーズで大人気の著者が贈る長編幻想ミステリ。(裏表紙)
登場人物一覧だけでなく、庭園平面図
もしつこく何度も見直した。が、人物図はともかく、こちらはよくわからんかった。全ての呪いが解け、謎が明らかにされた後も結局何が
どういう配置だったのかなんだかよくわからなかった。言葉遊びの謎がおもしろかった。素敵な才能だと思う。こういうの作り出すのは。
外国語だしさ。
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2005/03/06更新