キノの旅V the Beautiful World No.351

収録作品  口絵 愛と平和の国―Power Play―  プロローグ 雲の中で・b―Blinder・b―  城壁のない 国――Designated Area―  説得力―Persuader―  同じ顔の国―HACCP―  機械人形の話―One-way Mission―  差別を許さない 国―True Blue Sky―  終わってしまった話―Ten Years After―  エピローグ 雲の中で・a―Blinder・a―

「説得力」武器と同じ名前。閑話休題。旅も休憩?な話。「同じ顔の国」の「お湯は電気で自動に沸くのに、薪を割る人はいません。」 と、「生き残ろうとする意思があれば、そんなに簡単に滅びはしませんよ。」の二言。みょーに説得力がある・・・。「終わってしまった話」 。良くできてる。「差別を許さない国」。さて。何と言っていたのだろう。「機械人形の話」そんなとこかなぁ。と思って読んでた。哀し い。「城壁のない国」あー、「、」で話を終えるなぁ!!って、そのように終わったんだろうけど。シズも旅を続けている 。(02/08/17)

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時雨沢 恵一  十年前の時雨沢は、大学に入ったばかりで物 を知らなくて結構毎日楽しかった。今の時雨沢は、もの書きになったばかりで物を知らなくて結構毎日楽しい。十年後の時雨沢は、どんな 人間でどんなことを知らなくて結構毎日楽しいのか? ――そんなことをぼんやりと思い考えながら、今日はもう寝ます。

電撃文庫 し−8−3(メディアワークス) 文庫 2001年1月25日初版・2002年8月10日16版 本体490円 イラス ト 黒星紅白 カバー・口絵・本文デザイン 鎌部善彦 カバー 旭印刷

だからボクは 旅をやめない 人間キノと言葉を話す二輪車エルメス。 彼らが出会う人々は少し辛くて、とても優しい。 今までにな い新感覚ノベル第3弾!!(帯)

真っ白だった。 上も、下も、右も、左も、ただ白かった。 「見事に何も見えないな」 「見事に何も見えないね」 「でも、すぐに また、見えるようになる」 「見えるようになるだろうね」 「ねえ。見えるようになって、目の前にきれいさっぱり何もなかったらどう する? ちょっと嬉しくない?」 「ああ。でも、そんなことはありえないことを、ボクは知ってるからね」 「晴れたら、どうするつも り?」 「そうだな……、ここにいても仕方がないし、ボクにできることもない。出発するだろうな。それだけだ」 人間キノと言葉を話 す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第3弾!!(見返し)

キノとエルメスがまだ師匠の元にいたころ。キノたちが暮らすところに3人の山賊達がやって来た!?(「説得力」)他全6話を収録。 話題の新感覚ノベル第3弾!(巻末の文庫案内)

師匠とキノが同時に書かれていたこと はなかったのだろうか?そうだったのか。なんか、もっと年が近いかと思ってた。なんとなく。


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2005/02/26更新