桜さがし No.570
収録作品 一夜だけ 桜さがし 夏の鬼 片想いの猫 梅香の記憶 翔べない鳥 思い出の時効 金色の花びら
猫探偵正太郎シリーズでおなじみの浅間寺のもと教え子達の話。って、おなじみと思って読むのは主観的な話で、順番に読んでいれば、 まだ読んでいない第1作と第2作のあいだなので、浅間寺が既に登場しているのかどうかもよく分からん。京都がこんなにも自然の多いと ころなのか。と驚く。野間先生が解説を書かれています。(03/06/16)
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柴田 よしき ’59年東京生まれ。青山学院大学卒業。’ 95年、「RIKO―女神の永遠―」で第15回横溝正史賞受賞。著書に「聖母の深き淵」「月神の浅き夢」「少女達がいた街」「炎都」 「Miss You」「貴船菊の白」「聖なる黒夜」等多数。 <柴田よしきホームページ> http://www.shibatay.com/ <メールアド レス> yoshiki@shibatay.com
集英社文庫 し 39 1(集英社) 文庫 2003年3月25日第1刷 本体619円+税 カバー 藤井康生 解説「大人と 恋」 野間美由紀 2000年5月集英社より刊行(bk1 amazon)
初出 「小説すばる」 一夜だけ(1998年1月号) 桜さがし(1998年5月号) 夏の鬼(1998年9月号) 片 想いの猫(1999年1月号) 梅香の記憶(1999年4月号) 翔べない鳥(1999年7月号) 思い出の時効(1999年11月 号) 単行本書き下ろし 金色の花びら
「あたし達って、大人になっちゃったんだ―」 四季折々の古都の風景のなか 過ぎゆく一瞬の輝き。 せつなさに満ちた青春ミステリ 。(帯)
中学時代から十年来の仲間である歌義、陽介、綾、まり恵の四人は、今は作家として京都郊外の山奥に独居する恩師・浅間寺のログハウ スに招待され、その途中の山道で一組の男女と出会う。幸福そうに見えた二人だったが、一ヶ月後に心中死体で発見され……。出会いと別 れ、つらい恋、そして事件。四人に訪れる人生の岐路。古都の移ろいゆく季節の中、せつない青春群像を描く、傑作ミステリ連作集。(裏 表紙)
昨日、図書館で見た単行本の表紙が美
しかったので、そのまま使わなかったのはもったいないなぁ。と思う。でも、文庫も、青春を絵にしたよう。といえば、その通りな表紙。
そのまんま過ぎ?青空に春の花。浅間寺先生、ここでも?大活躍で、サスケもしゃべんないけど、登場する。猫探偵シリーズとはちょっと
違ってしめやかかな。
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2005/03/06更新