ハリー・ポッターと秘密の部屋 Harry Potter and the Chamber of Secrets No.153
1巻(賢者の石)を読んだ後、なかなか手をつけずにいたけど、映画を見に行ったので、続きが気になってまた読み始めた。本を読んだ ときは、「めでたしめでたし、おしまい」という感じだったけど、映画を見た後は、「この後ハリーがまた学校に戻って冒険は続くんだ」 と言う感じがした。逆に、本で感動したところが、映画ではさらりと流されていたり、原作と映画を比較するのもおもしろかった。映画で 一番違和感があったのが、ロン。何でだろう???と思って、2巻を開いたら、見開きに「赤毛でのっぽ」と紹介されていた。映画のロン はハリーと背がかわらなかったな。そーいやー。それと、マクゴナガル先生は、映画を見るまでは太った魔女を想像していた。ハリーもも っと最初は貧相な顔つきを想像していた。映画の感想になっちゃったな。ハリーの冒険もだけど、冒頭で魔法使いの一家ウィズリー家を訪 ねる場面がおもしろかった。この作者の中では、すごく細部に渡ってハリーの世界が創られているんだなぁ。お話よりそのことに感動した りして。(01/12/28)
徹夜本。(読書日誌151−160へのコメント)
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Joanne Katheleen Rowling J.K.ローリング 1965 年生まれ。英国ウェールズ地方で育つ。母親の影響で小さい時から文学に親しむ。エクスター大学で仏語と古典を専攻。 1990年母親 を失い、ポルトガルに移り、英語を教える。ポルトガル人ジャーナリストと結婚、女児ジェシカをもうけたが、離婚して1993年英国に 戻り、以来エジンバラに住む。シングルマザーで乳飲み子を抱え、生活保護を受けながら「ハリー・ポッターと賢者の石」を書き、199 7年イギリスのブルームズベリー社から出版。たちまちベストセラーになる。 七巻シリーズの最後の章は既に書き終えて金庫にしまわれ ているが、毎年1冊出版の予定で、1998年「ハリー・ポッターと秘密の部屋」、1999年「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 、2000年7月「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」が英国で既に出版された。世界35ヵ国語に訳され、出版界空前の大ブームを引 き起こしている。2000年6月には英国女王からO.B.E.勲章を授与された。
静山社 単行本 2000年9月19日初版第1刷発行・2000年10月24日初版第63刷発行 1,900円+税 表紙画・イラ スト ダン・シュレシンジャー 訳 松岡佑子 献辞 For Se'an P.F. Harris, getaway driver and foulweather friend 1998 年Bloomsbury Publishingより刊行
魔法学校で一年間を過ごし、夏休みでダーズリー家に戻ったハリーは意地悪なおじ、おばに監禁されて餓死寸前。やっと、親友のロンに 助け出される。しかし、新学期が始まった途端、また事件に巻き込まれる。 ホグワーツ校を襲う姿なき声。次々と犠牲者が出る。そして ハリーに疑いがかかる。 果たしてハリーはスリザリン寮に入るべきだったのだろうか。ヴォルデモートとの対決がその答えを出してくれ る。(裏表紙見返し)
ハリーっていい奴なんだけど、ちっと
熱血入ってるから、身近にいたらうざいなぁ。と思ったりして。ねぇ〜。なんで、期待される前からそんなにがんばっちゃうの?みたいな
。でも、そういう運命なんですね、彼は。きっと。今後の活躍に期待。
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2004/09/12更新