撃つ薔薇 AD2023涼子 No.108
武器の名前がちょくちょく出てくるが、わからんので、イメージがつかみにくい。それ以外はおもしろかった。将軍に関する予想と、も う一人のアンダーカバーに関する予想が当たったので、「ふっふっふ。」と、途中で得意な気分になった。著者がゲームを作成する仮定か ら生まれた。というのがわかる感じのストーリー展開だ。ゲームの方もやってみたい気がするけど・・・。不器用だもんなぁ 。(01/10/28)
ゲーム感覚で(読書日誌101−110へのコメント)
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大沢 在昌 大沢さん、ソフトを作ってみる気はありません か。最初から最後までずっぽりと身を浸す覚悟で――こうしてゲーム「アンダーカバー」プロジェクトがスタートした。ゲーム制作の優秀 なスタッフの存在なくしては、主人公のイメージはこれほどふくらまなかったろう。ようやく主人公である女刑事のイメージが固まったと き、今度は小説家としての私に欲≠ェ生まれた。ゲームでは語られない、彼女自身の物語を描いてみたくなった。したがって、こうして 生まれた本書はノベライズではない。むしろ本書とゲームは、正編と続編というつながりかたをしているのだ。(「あとがき」より) 「 著者のことば」(見返し)
長編ハードボイルド小説 カッパノベルズ(光文社) 新書 2000年1月25日初版1刷 848円 カバー・デザイン 当真均/ 蘭浩二 カバー写真 池田ただし カバー印刷 近代美術 本文のカット レオ澤鬼 平成11年6月四六判ハードカバーで刊行された作 品(bk1 amazon)に加筆訂正 2001年 10月光文社文庫(bk1 amazon)刊行
深ク 静カニ 潜入セヨ(表紙)
西暦(AD)2023年、東京は多国籍化・複雑化した組織犯罪が凶悪を極める灼熱(しゃくねつ)の坩堝(るつぼ)だった。警視庁は対策の切り札に 潜入捜査(アンダーカバー)専門の特殊班を新設。厳選された捜査員の中でも、最も危険なのが「涼 子(りょうこ)」だ。自分の過去を拒み、美貌を拒む彼女の捜査ぶりは、苛烈(かれつ)で非情だ。その過酷さ故(ゆえ)二年に限定された勤務期間での、 彼女への最終任務の指令は、謎の麻薬組織紙(CMP)への長期潜入だった。巧妙に潜入した彼女を 待つ、組織内での殺人、対立組織との激しい抗争。さらに狡猾(こうかつ)な罠(わな)が彼女を狙う! 敵は、味方は、組織のボスの正体は? そして絶望的な状況の彼女を救う愛の行方は!? 迫力と哀切の長編ハードボイルド傑作!!(裏表紙見返し)
西暦2023年、彼女(ヒロイン)の任務はここから始まる―― 東京湾岸地帯(トーキョー・ベイエリア)で(撮影 野澤亘伸)(裏表紙)
ラストでヒロインが##鮫島という姓を名乗ってます。(笑)##これもゲーム的な要素の一つなんでしょかね?
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2005/03/21更新