天使の牙 THE MOURNING DEVA (上) THE BATTLING ANGEL (下) No.275
これをやーーーーっと、助走を終えて、ガンガンと読み始めた前後に、新井素子の「チグリスとユーフラテス」を買った。で、読んでて 、昔、新井素子のなんか短篇か中篇に脳移植の話、あったなぁ。と、思いながら読んでた。刑事が警察から逃げる。どんな気持ちなんでし ょかね〜。そして、このタイトルは何故についたタイトル?(02/05/31)(Kaiju注:チグリスとユ ーフラテスの解説は大沢在昌でした。)
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大沢 在昌 著者のことば 読み始めたら止まらない物語、 をめざしたこの作品は、主人公のキャラクタ設定からすべてがスタートした。お読みになっていただければわかるが、この設定はかなりケ レンに満ちたものである。だが、これなくして物語は動かず、私としては挑戦しただけの価値はあったと自負している。 新書判で持ち運 びやすくなったぶん、より多くの読者の目に触れたら、と願ってやまない。(上巻表紙見返し)
長編サスペンス カッパノベルス(光文社) 新書 1997年6月25日初版1刷 800円(上下各) カバー・デザイン 亀海昌 次 写真提供 PICTOR/IMPERIAL PRESS(上巻)・PETER GARFIELD ― THE STOCK MA RKET/IMPERIAL PRESS(下巻) カバー印刷 近代美術 本文のカット レオ澤鬼 1995年7月に小学館より刊行 された作品(bk1 amazon)に加筆訂正後、二分冊し た 1998年11月角川文庫(上 bk1 amazon 下 bk1 amazon)刊行
アスカと仁王(におう)――運命の二人の爆走、そして激闘!(上巻帯)
戦慄(せんりつ)の新型麻薬(アフター・バーナー)を日 本全土に蔓延(まんえん)させようと謀(はか)る強大な犯 罪組織「クライン」。その絶対的な独裁者・君国辰郎(きみくにたつろう)の愛人神崎(かんざき)はつみが逃亡。――警視庁の芦田(あしだ)は女性刑 事・河野明日香(こうのあすか)に、組織壊滅の切り札・はつみの護衛を極秘に指令する。明日香は 単身、はつみに接触。が、潜伏する二人に戦闘ヘリの銃弾の嵐。警視庁内部に裏切り者か!? しかし、奇跡が! 美しい(はつみの)肉体に強い精神(明日香のこころ)を移植した女・アスカの誕生 だ。芦田は、アスカを囮(おとり)に再び組織壊滅の罠(わな )を。今度彼女を護衛するのは明日香の恋人・古芳(ふるよし)刑事。だが、古芳はアスカ を明日香に死をもたらした原因と信じ、アスカは古芳に裏切りの疑惑を。さらに二人に刺客が迫る! 息を呑(の)む傑作サスペンス (上巻裏表紙見返し)
常にエンターテインメントの最先端の可能性に挑戦してきた大沢在昌(おおさわありまさ) 代 表作『新宿鮫』(しんじゅくざめ)シリーズは、現代社会の暗部(あ んぶ)を鋭く切り裂く斬新(ざんしん)なテーマ、リアルで魅力的な人間描写(びょうしゃ)、意外性と感動に富んだストーリ展開で圧倒的な読者を獲得。読書界でも高く評価されてき た。しかし、彼の世界の魅力は尽(つ)きることがない。ここにも傑作がある。愛とは、友とは、夫 婦とは、肉親とは、自分自身とは何か。この『天使の牙(きば)』にはさまざまな問(と)いが溢(あふ)れている。そして答えもこの中にある。ノン ストップ・ラブサスペンスにくるんで、深い感動を読者にお届けする。(著者撮影・村田倫也)(上巻裏表紙)
強大な犯罪組織「クライン」とそのボス・君国(きみくに)を倒すため、命懸けの囮(おとり)となったアスカと、その護衛についた刑事・古芳(ふるよし )。アスカには、君国の愛人・はつみの肉体に古芳の恋人の女性刑事・明日香(あすか)の 脳が移植されて蘇(よみがえ)ったという秘密が。疑心暗鬼(ぎしん あんき)に陥(おちい)り、不協和音を生じる二人に、警視庁内部の裏切り者が放った刺客 がつけ込む。一方、君国も、怜悧(れいり)で冷酷、殺しを愛する男・神(じん)を送った。神は容赦なく確実に、二人を追いつめていく。殺戮(さつりく )の血の雨の中、二人の逆襲はなるのか!? 緊迫した物語の果てに待つクライマックスは、読者( あなた)を強く動かすだろう。 興奮と感動のハード・アクション巨編傑作!(下巻裏表紙見返し)
読み始めたらやめられない「徹夜本(ワン・スイッティング・ノベル)」だ ミステリー評論家 池上冬樹(いけがみふゆき) 読み始めたらやめられなくって一晩で一気に読んでしまう「徹夜 本(ワン・スイッティング・ノベル)」だ。アクションあり、ロマンスあり、陰謀あり、何より人間 ドラマが基本にあって、感動を覚えさせる。しっかりとカタルシスを感じさせる作り。こういう小説を書けるのは、バランスのとれた、し かも職人的な技巧を完成させた作家でないと駄目なのだが、作者は楽々とやっている。(下巻裏表紙)
最初に「おぉ!」と思ったのは、明日
香に出張先で、##『脳死をめぐって』のシンポジウムの参加者にまぎれて、マークを回避うんぬんのところ。参
加者と脳外科医とは言ってないけど、そーだよねー。脳外科医が集まってたわけだ。##他にもいろいろあったけど、この伏線が一
番気に入った。んー、でも、後は逃走劇で伏線とかそーゆーもんじゃないし。あ、庁内の裏切り者燻しってのがあったか。でも、これ、#
#芦田じゃなきゃ、中西っきゃないっしょ。##それより、動機だな。bk1、Amazonとも表紙画像
なし。
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2005/03/21更新