悪夢狩り No.113
帯に「恐怖の生物兵器を追跡する男!」ってあったので、えれぇタイムリーだなぁ。と、思って読み始めた。後でよくみたら、その下に 、8分の1くらいの字で、「瞬時に人間を怪物化する生物兵器=vと書いてあった。うーん。フィクションだよね。初版からかなり年が 過ぎ、この動機じゃ、狙われるのは日本だけじゃないだろーな。というパックス・アメリカーナが崩れた時代になったしね 。(01/10/30)
主人公のその後が気になる大沢作品(読書日誌111−120へのコメント)
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大沢 在昌 1956年3月8日、名古屋市生まれ。慶応義 塾大学中退。’79年、第一回『小説推理新人賞』を『感傷の街角』で受賞し、デビュー。’86年、短編集『深夜曲馬団』で日本冒険小 説大賞最優秀短篇賞を受賞。’91年、『新宿鮫』で第十二回吉川英治文学新人賞と、第四十四回日本推理作家協会賞長篇部門を受賞。’ 94年1月『新宿鮫 無間人形』で第百十回直木賞を受賞。著書は、’93年12月までで40点。日本推理作家協会常任理事。既婚、一 女あり。(裏表紙) 作者の言葉 B級のSFアクションや、ホラーアクションに目がない。「いい者」と「悪い者」がはっきりしていて 、安心して楽しめるような作品だ。映画でもコミックでも、小説でも。 この作品も、そういうものにしたかった。 雨降りの休日や、ど こかにでかける列車の中で、暇つぶしに、のんびりと楽しんでいただきたい。(裏表紙見返し)
長編アクション小説 ジョイ・ノベルス(実業之日本社) 新書 1994年9月25日初版・1996年10月15日5版 75 7円 カバー画 雨宮慶太 本文挿画 河野治彦 装幀 サン・プラニング 『月刊ドンドン』’93年1月号〜’94年6月号に 掲載された「悪夢まで十三秒」を改題、加筆訂正 1997年11月角川書店より角川文庫(bk1 amazon)、2004年3月徳間文 庫(bk1 amazon)として刊行
直木賞作家の最新力作 恐怖の秘密生物(バイオ)兵器(ウエポ ン)を追跡する男! 瞬時に人を怪物化する生物(バイオ)兵器(ウエポン)≠フ試作品が街に流れた!それを追求するのが男の任務だった。(帯)
恐怖の生物(バイオ)兵器(ウエポン)が東京に!! 米 軍がひそかに研究していた生物(バイオ)兵器(ウエポン )ナイトメア90≠ェ、狂信的環境保護団体の過激派によって強奪され、日本に持ち込まれた。それを呑むと、人間が一瞬にして 恐怖の怪物と化すのだ。この恐るべきクスリが、ドラッグとして何も知らない若者達の手に渡ってしまった!! 対応に苦慮した日米の軍 当局から事態の収拾を依頼されたフリーランスの軍事顧問・牧原は、悪夢のような怪物を追い、喧騒と暴力にあるれた都会の底で、過酷で 孤独な夜間(ナイト)戦闘(コンバット)≠ノ立ち向かっ ていく。(見返し)
『ウォーム
ハート コールドボディ』と比べて、##ラストに、実験体が権力から逃げられるかどうか##という
ところに扱いに差があるなぁ。と思った。別に同じである必要なんてないんだけどさ。bk1、Amazonとも表紙画像なし、有楽出版
社からの発行になっている。
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2005/03/21更新