烙印の森 The Branded Forest No.116
どーでもいいことだけど、裏表紙の解説では「POT」となっているバーの名前は、本文中では登場の時にその字でネオンがついている 。というような表記があっただけで、ずーっと、カタカナ表記だったような気がする。読み終わってから、裏表紙を見たら、おかげで、違 う作品の解説を読んでるようだった。主人公の謎が一番盛り上がったような・・・。さて、この後、彼はどう生きていくのだろう… 。(01/11/01)
主人公のその後が気になる大沢作品(読書日誌111−120へのコメント)
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大沢 在昌 一九五六年、名古屋生まれ。慶応大学法学部中 退。七九年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞後デビュー。その後、八六年、『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、九 一年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、九四年『新宿鮫 無間人形』で直木賞を受賞。現在はハードボイルド、冒険 小説を中心に幅広い分野で活躍中。主な著書に『夏からの長い旅』『ジャングルの儀式』『毒猿』『屍蘭』他多数。
角川文庫 お 13−10(角川書店)10118 文庫 平成8年8月25日初版 505円 カバー 亀海昌次 解説 坂東齢人 カバー 暁印刷 1992年4月実業之日本社より単行本(bk1 amazon)、1995年1月ジョイ ノベル(bk1 amazon)として刊行
芝浦の人気(ひとけ)のない運河沿いに佇(たたず)むB AR『POT』。毎夜、ここに集う様々な人間たち。ハイテク機械の改造マニア、元傭兵(ようへい )、ニューハーフの元ムエタイ選手。そして私は、犯罪現場を専門に撮り続けるカメラマンだ。私が犯罪、それも殺人現場にこだわ るのは、ある目的でフクロウ≠ニ呼ばれる殺し屋に会う為だ。この殺し屋は、自分が手掛けた仕事の後、必ず現場に現れるらしい……。 そして、『POT』のメンバーと私は、ある事件からこの静謐なる殺人者(キリングマシン)に狙わ れるようになったのだが――。 裏社会(アンダーグラウンド)に生きる者たちを巧みに綴る大沢ハ ードボイルドの傑作。(裏表紙)
殺し屋に会うために犯罪現場専門に撮
りつづけるカメラマン。こーゆー設定ってどう思いつくんだろう。
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2005/03/21更新