無病息災エージェント No.102
収録作品 一兆ドルの頭脳 十万本をとり返せ! 散りすぎた男 もっとも危険なパースン 十二点鐘が鳴る時 「警官嫌 い」殺人事件 国籍のないスパイ
短編集。タイトルのつけ方がおもしろい。もちろん、内容も。「十万本を取り返せ!」のラストは笑える〜!!それにしても、とにかく 、事件がかたづくのが不思議だ。(01/10/20)
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大沢 在昌 一九五六年名古屋生。慶応大学法学部中退。「 感傷の街角」で第一回小説推理新人賞、「新宿鮫」で第一二回吉川英治文学新人賞、第四四回日本推理作家協会賞受賞。「新宿鮫無間人形 」で第一一〇回直木賞受賞。「毒猿」「屍蘭」。
集英社文庫 お 9 2(集英社) 文庫 1990年8月25日第1刷・1994年4月13日第5刷 476円 カバー 中環 A D 岡邦彦 解説 清水谷宏 1987年10月実業之日本社よりジョイ・ノベルス『危険を嫌う男』(bk1 amazon)として刊行を改題
世界各地に支社を持つ国際的なガードマン会社(V・G・S)の日本支社長のクリスは、日英の混血でハンサムな青年。ところが遊び好 きで仕事大嫌い人間ときているから、美人秘書の慶子は気を抜いていられない。一兆ドルの頭脳を持つエレクトロニクスの権威、毛生え薬 の秘密を抱えた薄ハゲの元C・I・A局員など、世界からやってくる要人をめぐって巻き起こる騒動――。洒落た感覚で描くユーモア・サ スペンス。(裏表紙)
大沢在昌?新宿鮫の人?なーんか、コ
ムツカシそう。で、やたら「はーどぼいるど」が鼻につきそう。と、とっつきにくい印象だったのを変えてくれたのがこのシリーズ。その
前にも何冊か読んで、「結構おもしろい」とは思っていたものの、進んで手にとるようになったのはここからだな。bk1は表紙画像なし
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2005/03/20更新