漂泊の街角 The Drifting City No.395
収録作品 ランナー スターダスト 悪い夢 ベースを弾く幽霊 ダックのルール 炎が囁ささ やく
おもしろかったけど、『感傷の街角』の方がおもしろかったかもしれない。「ベースを弾く幽霊」「ダックのルール」が好みかな。「炎 が囁く」は、うーん。もうちょっと、明るい話に仕上がらなかったんだろうか。おもしろいんだけど。解説がけっこうおもしろかった 。(02/10/27)
大沢 在昌のページへ 作品名順一覧 ひへ 読書日誌へ bk1 amazon
大沢 在昌 一九五六年、名古屋生まれ。慶応大学法学部中 退。七九年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞後デビュー。その後、八六年、『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、九 一年、『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、九四年、『新宿鮫 無間人形』で直木賞を受賞。現在はハードボイルド、 冒険小説を中心に幅広い分野で活躍中。主な著書に『夏からの長い旅』『ジャングルの儀式』『毒猿』『屍蘭』他多数。
角川文庫 お 13−9(角川書店)9809 文庫 平成7年10月25日初版・平成12年4月20日13版 500円 カバー 亀海昌次 解説 北原清 カバー 暁印刷 1985年12月双葉社よりフタバノベルス(bk1)、1988 年5月月双葉文庫(bk1 amazon)、1992年6月ケイブ ンシャ文庫(bk1 amazon)として刊行
宗教法人 炎矢教団総本部≠アの教団から娘・葉子を連れ戻してほしい――というのが今回の僕への依頼であった。僕が原宿にあるそ の教団へ娘を迎えに行くと、彼女は意外にも素直に教団を後にした。教団幹部のオーラの炎によって彼女の身に恐ろしい出来事が起こる ≠ニいう不気味な言葉を背に受けながら。依頼はあっさり解決した。但し、その日のうちに葉子が喉を裂いて冷たくなっていなければ…… 。(炎が囁く) 街をさまよう様々な人間たち。失踪人調査のプロ・佐久間公が出会う哀しみと歓び。事件を通して人生を綴るシリーズ第 二弾。(裏表紙)
佐久間公シリーズの第3弾。失踪人を
家族だけが捜すわけではない。「悪い夢」のように、会社が捜すこともあれば、「ランナー」のように仲間が探す事もある。そして、見つ
け出す事が必ずしもハッピーエンディングを導くわけでもない。bk1は表紙画像なし。
著者名順一覧 お 本棚 上 中 下
2005/03/20更新