深夜曲馬団ミッドナイト・サーカス Midnight Circus No.140
収録作品 鏡の顔 空中ブランコ インターバル アイアン・シティ フェアウェルパーティ
マービンって、どっか他でも出ていたキャラクターのような気がする。気がするだけなんだけど。同じ作者の頭の中から出てきてるんだ から、似たキャラクターが他にもいるんだろーな。「フェアウェル・パーティー」はよくわかんなくて、読み返した。しかも、途中で眠りそ うになってしまった…。退屈だったというわけではなく、金曜の夜は疲労が蓄積してるらしい。少なくとも、理解できないことがあると、 頭の方が放棄しようとするくらいには。「インターバル」はうらやましい話だ。(01/11/30)
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大沢 在昌 一九五六年、名古屋生まれ。慶応大学法学部中 退。七九年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞後デビュー。その後、八六年、『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、九 一年、『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞。現在はハードボイルド、冒険小説を中心に幅広い分野で活躍中。主 な著書に『夏からの長い旅』『ジャングルの儀式』『毒猿』『屍蘭』他多数。
角川文庫 お13−4(角川書店)9029 文庫 平成5年6月10日初版・平成9年5月20日8版 480円 カバー 亀海昌次 写真 世界文化フォト カバー 暁美術印刷 解説 井家上隆幸 1985年7月光風社出版より単行本(bk1 amazon)、1990年4月徳間文 庫(bk1 amazon)、1998年2月ケイブ ンシャ文庫(bk1 amazon)刊行
沢原は焦っていた。一枚の写真と物語(ストーリー)で世界を構築するフォトライターとして、 手応えのある狙うべき像(え)が見つからない。感性は鈍化し、才能は枯渇してしまったのか? 沢 原はカメラを手にやみくもに街を彷徨(うろつ)いた。理由のない怒りを覚えながら。 ――その男 の目は暗く、倦(う)んでいた。沢原は鏡ごしに初めてその男と対峙した時、直感した。こいつだ ≠ニ。そして、男の連れこそ沢原が忘れることのできない女性・彩子であった……。秀作「鏡の顔」他、四編を収録。日本冒険小説協会最 優秀短編賞受賞作品集。(裏表紙)
「スウィッチ・ブレード」ではすっか
り組織の人間っぽいマービン、「アイアン・シティ」「フェアウェルパーティ」では過渡期って感じ?『黄龍の
耳』ではフリーランスって感じですかい?彼のシリーズはできないかわりに、あちこちで出演してるみたいですね。bk1、Amaz
onとも表紙画像なし。
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2005/03/21更新