黄昏の百合の骨 No.772
うーん。おもしろかったんだけど、物語が全部クリアにならないというか、背景があるみたいで、それがすでに書かれた物語の中にある のか、それとも、これから刊行されるのか、それとも、不明瞭なままなのか。気になります。ホントウの秘密ってなんだろ 。(04/06/10)
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恩田 陸 1991年の第三回日本ファンタジーノベル大賞 の最終候補作となった「六番目の小夜子」(新潮社)でデビュー。ホラー色の強い作品であったが、綾辻行人氏を始めとする若手ミステリ ー作家の注目を集める。著作は「図書室の海」(新潮社)「黒と茶の幻想」(講談社)「ロミオとロミオは永遠に」(早川書房)「蛇行す る川のほとり」(中央公論新社)「ねじの回転」(集英社)「まひるの月を追いかけて」(文藝春秋)「クレオパトラの夢」(双葉社)な ど。
講談社 単行本 2004年3月10日第1刷発行 1,700円 装幀・装画 北見隆 初出 「メフィスト」2002年5月号〜2003年9月号
「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」 亡き祖母の奇妙な遺言に従い、「魔女の館」と 噂される洋館に、理瀬は、やってきた…………。(帯)
北見さんのイラストが魔女の館という
言葉にぴったりです。おどろおどろしいというより、ミステリアースな感じ。話は構成がヘン???かなぁ。「ある独白」の位置づけとか
はよくわからん。ラストの描写も。意図がよくわかりません。詩みたい。
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2005/02/06更新