パズラー Puzzler 謎と論理のエンタテインメント No.863
収録作品 蓮華の花 卵が割れた後で 時計じかけの小鳥 贋作「退職刑事」 チープ・トリック アリバイ・ジ・アンビ バレンス
最後の「アリバイ・ジ・アンビバレンス」は、それって、結局、ダメじゃん。と思ったのですが。って、何のことだか。パズラーなんだ けど、パズルだけではない。ってとこでしょうか。「卵が割れた後で」が好きです。なんとなく、『ストレート・チェイサー』のノリ ?(04/12/21)
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西澤 保彦 1960年高知県生まれ。米エカード大学創作 法専修卒。高知大学助手などを経て、執筆活動に入る。「聯殺(れんさつ)」が第1回鮎川哲 也賞最終候補作となる。1995年『解体諸因』でデビュー。本格ミステリとしての要素とSF的な設定を融合させた独自の作風で人気を 博している。著書に『幻惑密室』『依存』『異邦人 fusion(フュージョン)』『リド ル・ロマンス』など多数。
集英社 単行本 2004年6月30日第1刷発行 1,995円(税込) 装丁 FISCO 献辞 都筑道夫先生へ 解説 「『パズラー』というタイトルに込められた気概」 貫井徳郎
初出 『新世紀「謎(ミステリー)」倶楽部』(角川書店 bk1 amazon 1998/角川文庫 bk1 amazon 2001) 蓮華の花 「ミステリマガジン」(早川書房) 卵が割れた後で(1997年1月号) 『名探偵はここににいる――ミステリ・アン ソロジー<1>』(角川スニーカー文庫 bk1 amazon 2001) 時計じかけ の小鳥 『贋作館事件』(芦辺拓編 原書房 bk1 amazon 1999) 贋作「退職 刑事」 『密室殺人大百科<下>――時の結ぶ密室』(原書房 2000 bk1 amazon/講談社文庫 bk1 amazon 2003) チープ・ト リック 『殺意の時間割――ミステリー・アンソロジー<4>』(角川スニーカー文庫 bk1 amazon 2002) アリバイ・ ジ・アンビバレンス
「気迫の六連打を見逃すな」貫井徳郎 純粋論理のアクロバット。あなたはこの謎が解けるか?(解説・貫井徳郎)(帯)
論理のアクロバット――わたしが本書をもって目標としたのは(成功しているかどうかはさて措いて)、まさにそのひとことに尽きます 。副題に「謎と論理のエンタテインメント」と付けさせていただいたのはもちろん、都筑先生の物部太郎シリーズ『七十五羽の烏』と『最 長不倒の距離』の模倣であり、本格ミステリに関するすべてのことを先生の評論と実作によって学んだ一門下生と(勝手に)自認している わたしの、精一杯のオマージュでもあります。(「あとがき」より)(帯)
「アリバイ・ジ・アンビバレンス」で
すが。##息子の汚名を晴らすためにアリバイの証言をおっさんがすることになっていたら、脅されていた理由も
表ざたになってしまうのでは?##それじゃ、そもそもの動機とそれこそアンビバレンスでは???と、今でも不思議でござる。う
ーん。
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2005/03/21更新