幻惑密室 神麻嗣子の超能力事件簿 No.732
ん?シリーズ第1作って書いてあったのに、なに?と思ったら、シリーズ「長編」第1作で、短編が先行して書かれているようです。で 、文庫化はされていないと。ややこしいなぁ。もう。タックシリーズはあちこちから出るし…。犯人探しと能力者探し。どっちもおもしろ いです。(04/03/06)
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西澤 保彦 1960年高知県生まれ。米エカード大学創作 法専修卒。高知大学助手などを経て、執筆活動に入る。『聯殺』が第1回鮎川哲也賞最終候補作となる。本格ミステリを愛し、パズル的要 素を盛り込んだ作風で多くのファンを魅了している。著書は『解体諸因』『七回死んだ男』『麦酒の家の冒険』(以上、講談社文庫)や本 書ほかの「神麻嗣子の超能力事件簿シリーズ」など多数。
講談社文庫 に 24 10(講談社) 文庫 2003年6月15日第1刷・2004年1月9日第2刷 667円 カバー装画 水 玉蛍之丞 カバーデザイン BAD BEANS 「薬師寺涼子の読書事件簿」 田中芳樹 1998年1月講談社ノベルスとして刊 行(bk1 amazon)
ワンマンで女好きの社長宅で開かれた新年会。招待された男二人と女二人は、気がつけば外に出ることが出来なくなっていた。電話も通 じない奇妙な閉じられた空間で、社長の死体が発見される。前代未聞の密室の謎に挑戦する美少女・神麻嗣子(かんおみつぎこ)たち。大人気「チョーモンイン」シリーズ長編第一作、待望の文庫化!(裏表紙 )
シリーズ第1冊目ですが、1作目は別
の巻に収録されているらしく…。時系列がややこしいでござる。あまり詳しい設定の説明なく(一応あるけど)、すとんと世界に入られる
ので、置いていかれたような気分を味わいながらスタート。まぁ、なんとなく追いついたような気持ちでゴール。やっぱ順番に読みたいモ
ノですね。まぁ、短編と長編を交互に雑誌発表して、短編はまとまってから刊行ではどうしようもないか。でてきた超能力がなじみのない
ものだったので、おもしろかった。西澤さんの創造だとしたらすごい。
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2004/09/12更新