瞬間移動死体 The Dead Man Flying No.236
おもしろかった。「コイケさん」って、タックのシリーズの「コイケさん」なんだろーか。その後のコイケさん。うーん。西澤保彦の作 品はたいていすごぉくおもしろい。でも、一度読んじゃうと、その設定の奇抜さに、忘れるのに時間かかって、読み返してもおもしろいと 思うまでが長い。「ストレートチェイサー」なんか、ほとんど感動したけど、「あ!そーゆーわけだったのか!」というのが忘れられない ので、なかなか読み返せない。そーゆー意味ではタックのシリーズの方がお徳かも。(02/04/13)
ロジカルなSFミステリ?(読書日誌231−240へのコメント)
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西澤 保彦 1960年高知県生まれ。米エカード大学創作 法専修卒。高知大学助手などを経て、執筆活動に入る。『聯殺』が第1回鮎川哲也賞最終候補作となる。本格ミステリを愛し、パズル的要 素を盛り込んだ作風で多くのファンを魅了している。著書は『解体諸因』『七回死んだ男』『殺意の集う夜』(以上、講談社文庫)や神麻 嗣子の超能力事件簿シリーズ『幻惑密室』『念力密室!』『夢幻巡礼』など多数。
講談社文庫 に 24 8(講談社) 文庫 2001年8月15日第1刷 667円 カバーデザイン 松本美紀 解説 倉知淳 1 997年4月講談社ノベルスとして刊行(bk1 amazon)
妻に苛められることで愛を確認するヒモも同然の婿養子。何を言われても耐えられたが、どうしても許すことの出来ない一言を妻は口に してしまう。愛は憎悪に変わり、男は自分のある能力を駆使した殺人計画を練る。だが、事態はまったく予期せぬ展開を! 時空の壁さえ 軽々と越える西澤流ヘン本格ミステリ。(裏表紙)
西澤さんの作品って、よく、解説に「
本格」が強調されているような気がする。それだけ一風変わってるんだと逆に思うけど。別に本格本格って口角に泡飛ばしてさけばなくて
も、おもしろきゃそれでいーんじゃないの?って考えるのは、本格を愛さない読者だからなんでしょかね?小池さんってコイケさんって小
池さん?タックシリーズに出てくる?そんなに面倒がりじゃなかったような気がするけど。そういえば、そっちの小池さんは、どっかで教
師として登場していたな。じゃー、ちがう小池さんなんだ?
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2004/09/11更新