完全無欠の名探偵 A Perfect Detective No.803
今さらですが、買って読んでみました。講談社文庫には割りと未読が多いなぁ。設定がおもしろいです。と、予想を裏切られました。タ イトルからいろんな名探偵をイメージしていましたが、これは予想範囲外。確かにシリーズ化でもして、再登場してほしいキャラクターで す。りん、源衛門、黒鶴も。(04/08/20)
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西澤 保彦 1960年高知県生まれ。米エカード大学創作 法専修卒。高知大学助手などを経て、執筆活動に入る。『聯殺』が第1回鮎川哲也賞最終候補作となる。本格ミステリを愛し、パズル的要 素を盛り込んだ作風で多くのファンを魅了している。著書は『解体諸因』『七回死んだ男』『麦酒の家の冒険』(以上、講談社文庫)や神 麻嗣子の超能力事件簿シリーズなど多数。
講談社文庫 に 24 2(講談社) 文庫 1998年5月15日第1刷発行・2004年5月17日第4刷発行 本体714円(税 別) カバーデザイン 田島照久 解説 三村美衣 1995年6月講談社ノベルス(bk1 amazon)より刊行
遠く離れて暮らす孫娘りんのため、大富豪がお目付け役に送り込んだ青年山吹みはる。「誰も嘘をつけないのよ、きみを前にすると」彼 が短いあいづちを打つだけで、人々が勝手に記憶の糸を辿り、隠された意外な真相へと導かれる。精緻なロジックで事件が分析、推理され ていく究極のアームチェア探偵新登場。(裏表紙)
さて、山吹みはるは名探偵でしょうか
。どうでしょう。彼の相手をした人々が辿り着いたのは、全て真相だったのでしょうか…。
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2005/03/19更新