マリア・プロジェクト MARIA PROJECT No.560

ラストは、ふーん?そうくる???とでも言いたくなるような気もするが…。事件の発覚のしかたのうまさなんかは秀逸。だと思う。話 が話なだけに、も〜、行間から毒出てるような気もしたけど。スモーキーマウンテンの話って確かなんか映画になってたよね。子供が主人 公だっけ?見てないから詳細が思い出せないけど。オールド・スモーキーは歌だっけ。(03/06/13)

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楡 周平  1957年生まれ。米国企業在職中の96年に執 筆した『Cの福音』で衝撃デビュー。同作は20万部を超えるベストセラーとなり、一躍脚光を浴びる。第二弾『クーデター』も大ヒット を飛ばし、日本のエンタテインメント界の次代を担う書き手として揺るぎない地位を確立する。日本人離れしたストーリーテリングと圧倒 的なスケール感で読者を魅了。著著に『Cの福音』『クーデター』『猛禽の宴』『クラッシュ』『ターゲット』『朝倉恭平』の六巻構成か らなる《朝倉恭平シリーズ》、ほかに、『ガリバー・パニック』『青狼記』『外資な人たち』がある。

角川書店 平成13年11月30日初版 1,700円 Photo 豊浦正明 Art Direction 穴水園子 Design Work 宮井勇気

胎児の卵巣には、 巨万の富が眠っている。 フィリピン・マニラ近郊。熱帯雨林に囲まれた研究施設で人類史を覆す驚愕のプロジェク トが進行していた――。 世界水準(ワールドクラス)の迫力とスケールで読者を圧倒する、楡周平 の最高傑作。入魂の書き下ろし1550枚。(帯)

妊娠22週目の胎児の卵巣に存在する700万個の卵子。 この生物学上の事実が、 巨額の金をもたらすプロジェクトを生んだ。 顕 微鏡の中で繰り広げられる生命創出の一部始終。 快感に打ち震える狂気の科学者。 神を冒涜(Ka iju注:原文はさんずいに賣)する所業に今、ひとりの日本人が立ち向かった。 “朝倉恭平シリーズ”で日本のエンタテインメ ント界に新風を吹き込んだ楡周平が放つ、冒険サスペンス巨編。(帯)

表紙のおなかの大きい女性が結構イン パクトある。楡さんだなぁ。と思ったのが、##ヘリでフレッチャーが逃げるとこ。禍根を残すというか、そんな 簡単に全部やられちゃうもんじゃねーぞ。##というところ。それとは別に明るいといっていいのか、達成感あるラスト。うまいな あ。


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2005/02/23更新