法月綸太郎の冒険 No.122

収録作品  死刑囚パズル  黒衣の家  カニバリズム小論  切り裂き魔  緑の扉は危険  土曜日の本  過ぎにし薔薇 は……

「図書館シリーズ」が読みやすかった。「土曜の本」は、競作集を読んでいたので知っていたけれど、忘れていた。「緑の扉は危険」が 一番おもしろかったかなぁ。うちも同じくらい危険かもしれん。(01/11/13)

長編より探偵の厭なところが鼻につきにくい。読みやすい。(読書日誌121−130へのコメント )

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法月 綸太郎

講談社文庫 の 7 6(講談社) 文庫 1995年11月15日第1刷・1997年5月30日第3刷 641円 カバーデザイン  辰巳四郎 1992年11月講談社ノベルスとして刊行

初出  「コットン」 死刑囚パズル(1992年6・7月号) 黒衣の家(1990年11月号) カニバリズム小論(19 91年9月号) 切り裂き魔(1990年4月号)  「小説NON」 緑の扉は危険(1991年5月号)  『鮎川哲也と 十三の謎’91』 土曜日の本(1991年12月刊「鮎川哲也と五十円玉二十枚の謎・解答編T」を改題)  「野生時代」  過ぎにし薔薇は……(1992年7月号「図書館綺談」を改題)

名探偵・法月綸太郎に挑戦するかのように起こる数々の難事件。なぜ死刑執行当日に死刑囚は殺されたのか、図書館の蔵書の冒頭を切り 裂く犯人、男が恋人の肉を食べた理由など異様な謎に立ち向かい綸太郎の推理が冴えわたる。〈ルーツ・オブ・法月綸太郎〉ともいえるミ ステリの醍醐味あふれる第一短編集。(裏表紙)

日頃、お説教で##二階に重いもん置き過ぎると、床が抜ける!だの、1階の引き戸が開かんくなる!##怒られている者には# #「緑の扉は危険」##、身につまされました。西澤保彦の作品にホントに床が抜けてた話があったなぁ。 bk1は表紙画像なし。


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2005/02/22更新