軽井沢マジック No.538
短編集は読んだことある水乃サトル主人公モノ。うーん。ぶっとんだ設定だ。こんなサラリーマン、いまいないよなぁ。きっと。対する 部下の由加里も。珍しいタイプ?かな。(03/05/1?)
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二階堂 黎人 台頭いちじるしい若手推理作家の中でも、最 も注目されている二階堂黎人のトクマ・ノベルズ初登場である。それも、新趣向の極上物をひっさげて。二足のワラジの一足を脱いだ氏は 、いま天翔(あまが)けるが如く、次々に傑作をものし、読者を知の楽土に誘(いざな)うことだろう。
書下し長篇 本格推理小説 トクマノベルズ(徳間書店)文庫 1995年6月30日初刷 777円 カバーイラスト 藤田新策 カ バーデザイン 秋山法子
ニュー・ヒーロー誕生――名は水乃紗杜留(サトル)。常識的な人のあいだでは、奇人・変人扱 いされる二十八歳、独身の美男子である。旅行代理店課長代理で、七歳下の美並由加里と仕事の帰り《あさま38号》に乗って軽井沢まで きたところ、事故で列車が遅延。友人の熊田夫婦が経営するペンションに、由加里と泊まることになる。そこで由加里は熊田夫婦から、こ れまでのサトルの名(迷)探偵ぶりをきかされ、彼に多大な興味(以上)を持つ。翌朝、二人は軽井沢に住む高名な小説家の変死事件にま きこまれ、サトルの出番となるが……。(見返し)
既に迷探偵。という設定だったので、
シリーズ何作目?と思ったら1作目らしい。ラストのボケぶり、すてき…。bk1もAmazonも表紙イメージなし。
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2005/02/22更新