鳩はとの栖すみか No.17
収録作品 鳩はとの栖すみか 夏緑陰なつりょくい ん 栗樹――カスタネア 紺碧こんぺき 紺一点こんいってん
旧仮名遣いや、変わった名前や、不思議なふりがなが出てきた。むー。傾斜のこと「なぞえ」っていうんだ〜??はじめてきいた〜。… 全然、本の感想じゃないな。全て少年が主人公の短編集で、彼らが身近な人の死に近づいた瞬間を鮮やかに描いている。でも、文体がもの 珍しくて、そっちに気がいってしまった。(01/02/14)
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長野 まゆみ 一九五九年東京生まれ。女子美術大学卒業。 八八年に「少年アリス」で第二十五回文藝賞を受賞。著書に「テレヴィジョン・シティ」(上・下)「鳩の栖」「白昼堂々」「碧空」「新 世界」(1st〜5th)などがある。 撮影・岸圭子
集英社文庫 な 33 2(集英社) 文庫 2000年11月25日第1刷 400円+税 イラスト 長野まゆみ デザイン 松田 行正 1996年11月集英社より刊行(bk1 amazon)
初出 「小説すばる」 鳩の栖(1995年12月号) 夏緑陰(1996年5月号) 栗樹――カスタネア(1996年7 月号) 紺碧(1996年3月号) 書き下ろし 紺一点
どこへ逝くのだろう―― 雨音のはざまに響く 「水琴窟」の音色 少年たちの別離と喪失感を繊細に描く傑作短篇集(帯)
水琴窟(すいきんくつ)という、庭先に水をまくと珠をころがすような安らかな音が鳴る仕掛け 。操(みさお)がそれを初めて知ったのは至剛(みちたか )の家の庭だった。孤独な転校生だった操を気遣ってくれた爽やかな少年至剛。しかし、快活そうに見えた彼には、避けがたい死が 迫っていた。病床の至剛の求めるまま、操は庭の水琴窟を鳴らすのだが……。少年たちの孤独と淡い愛情、儚い命の凛々しさを描く表題作 など珠玉の短編五編。(裏表紙)
うーん。表題作しか覚えてない。中を
パラパラっとめくるとうーん。おきれいなイラストが。ほんとに自分で買ったのか?この本。とか、一瞬思ったりして。一緒にいることと
離れることを語る作品集。だったような気がしてきた。別れはいつも、突然。
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2004/09/07更新☆