C.W.ニコルの黒姫日記 No.280
文楽などの伝統芸能や捕鯨技術の伝達のためにも、捕鯨を続けた方がいい(推進というわけではなく)といった人のセリフとは思えんな 。囲炉裏が暖房システムとしてばかげているなんて。そう、居住空間の単純な暖房システムとしてはばかげているかもしれない。でも、養 蚕や合掌造りを支えたシステムだ。とかなんとか、昔は考えなかったな。余計な知恵がついたのか?どっちにしても、蚕を育てて、絹を紡 ぐのに消費されるエネルギーを考えると、もう、その文化は捨てるべきところまで来ているのかもしれない。食用にする大型家畜の大規模 飼育と同様に。でも、こんなことは、自分が鯨や牛を食べないからほざけるだけかもな。(02/06/04)
C.W.ニコルのページへ 作品名順一覧 しへ 読書日誌へ bk1 amazon
C.W.ニコル
講談社文庫 に 17 8(講談社) 文庫 1992年9月15日発行 388円 カバーデザイン 凱風舎 カバー写真 南健二 訳 竹内和代 対談 三浦雄一郎/C.W.ニコル 対談写真 米山幸宏
木。森。山。地球。自分たちを育んできた環境全体に目を向けずに、無分別に振る舞う醜悪さ――。 世界各地の人と自然を見つめ続け てきた作家、C.W.ニコルの目に映る黒姫、日本の現状を率直に綴った、辛口エッセイ集。クマ、犬、ブヨ、シカ、イビキなど、身近な エピソードをまじえて日本人に再考を促す。(裏表紙)
昔読んだ時より、素直に納得できない
ことが増えた。歳を取った証拠か?たまたま、彼の版権が高くなりすぎちゃって、テープだったのをCDに発刊できなくなったという話を
聞いた後だったからかも。お偉くなったのね〜。みたいな反感があったことは、間違いない。bk1、Amazonとも表紙画像な
し。
著者名順一覧 に 本棚 上 中 下
2005/02/22更新