No.136

作中に出てくる、「リテラアート」が良くわかんなかった。犯行の謎は解けても、なーんか、すっきりしないし。主人公が全てを仕組ん だと相手を詰るにしても、踊らされちゃった自分を責めたりしないのか???うーん。(01/11/26)

麻耶 雄嵩のページへ 作品名順一覧 あへ 読書日誌へ bk1 amazon


麻耶 雄嵩  1969年、三重県生まれ。京都大学工学部卒 。在学中は綾辻行人氏らを輩出した推理小説研究会に所属する。1991年『翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。新本格長 編ミステリ第2世代の旗手として注目される。著書に長編ミステリ『あいにくの雨で』『メルカトルと美袋のための殺人』(いずれも講談 社)など。

講談社文庫 ま 32 3(講談社) 文庫 1999年1月15日第1刷・2001年3月15日第2刷 629円 カバーデザイン  辰巳四郎 解説 法月綸太郎 1995年5月講談社ノベルスとして刊行

忌まわしい和音(かずね)島の殺人事件の後遺症で記憶喪失になった如月烏有(きさらぎうゆう)は、記憶をとり戻そうと寺社に連続放火。すると焼け跡からは焼死体が発見される。その彼のもと に「今度は何処に火をつけるつもりかい?」と書かれた手紙が届く。烏有は連続放火殺人犯なのか? 名探偵メルカトル鮎が真相に迫る新 本格ミステリ。(裏表紙)

「忌まわしい和音島の殺人事件」(= 『夏と冬の奏鳴曲』のこと?)を読んでなくても一応、おもしろかったです。でも、これは、先に読むべきだったでしょう。おそらく 。


著者名順一覧 ま 本棚    
2005/02/20更新