翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 MESSIAH No.217

えー。もー、なんかなー。どーもなー。ねむ。メルカトルが登場する辺りからやっとこ面白く読めました。はー。疲れた。香月、木更津 、メルカトルの3人が3様に推理をぶつ。それぞれに、ぶっとんだ結論なのが、またおもしろかった。ただ、途中の過程はどーもねー。観 念的な言い回しにはついていけないっす。この人の作品は短編のが好きだな。(02/03/18)

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麻耶 雄嵩

講談社文庫  ま 32 1(講談社) 文庫 1996年7月15日第1刷・2000年6月30日第7刷 733円 カバーデザイ ン 辰巳四郎 闇の中の翼―あるいは「新本格派」アレルギーのショック療法 野崎六助 解説 結城信孝 1993年6月講談社ノベル スとして刊行

首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人……。京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城と見紛うばかりの館・蒼鴉城を「私」が訪れたと き、惨劇はすでに始まっていた。二人の名探偵の火花散る対決の行方は。そして迎える壮絶な結末。島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎、三 氏の圧倒的賛辞を受けた著者のデビュー作。(裏表紙)

他の作品もそうなんだけど、この著者 の文体はどーも肌に合わないらしく、世界に入ってゆくのに時間がかかる。「むーーーー」と思いながら読んでるうちに解決がやってくる 短編か、引き込まれておもしろくなるまで話が続く長編じゃないと、「おもしろかった」という感想は出ないかもしれない。これは、おも しろくなってから終わった。でも、「対決!」つーほどの対決ではなかったような。


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2005/02/20更新