平成お徒歩日記 No.633
収録作品 前口上 其の壱 真夏の忠臣蔵 其の弐 罪人は季節を選べぬ引廻し 其の参 関所破りで七曲り 其の四 桜田 門は遠かった 其の伍 流人暮らしでアロハオエ 其の六 七不思議で七転八倒 其の七 神仏混交(Kaiju注:原文は「交」でなく、さんずいに肴)で大団円 剣客商売「浮沈」の深川を歩く いかがわしくも 愛しい町、深川
価格はカバーに表示されているらしいが、カバーがないため不明。『ifの迷宮』の解説が宮部さんなので、続けて宮部モノと言えるか もしれない。というか、この人、小説でなく、語り言葉の時は、こういう口調なんだ。うぅ。疲れる。それはそれとして、ついていってみ たいなぁ。お徒歩。楽しそう?というか、一人ではナカナカ難しいでしょう。でも、旧東海道を一人で歩いている人、いるね。母の実家の 前が旧東海道なので、それらしき人をみることがある。あれも、不思議なもんで、自分で歩いてみると、その後は、歩いている人が目に付 くもんです。冬に歩いてみるまで、そういう存在を気にして生きる人生じゃなかったからなぁ。なんでも、やってみるもんです 。(03/09/03)
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宮部 みゆき
新潮社 単行本 平成10年6月30日発行 表紙・本文地図 松本哉 ミヤベ判子制作 長谷川晋一 写真 田村邦男・土井誉 装幀 新潮社装幀室
初出 「小説(Kaiju注:原文は「説」の右側の上のちょんちょんがハの字)新 潮」 真夏の忠臣蔵(平成6年9月号) 罪人は季節を選べぬ引廻し(平成7年2月号) 関所破りで七曲り(平成7年9月号) 桜 田門は遠かった(平成8年2月号) 流人暮らしでアロハオエ(平成8年9月号) 七不思議で七転八倒(平成9年8月号) 神仏混交で 大団円(平成10年2月号) 剣客商売「浮沈」の深川を歩く(平成5年5月号) いかがわしくも愛しい町、深川(平成5年2月号 )
其の壱から其の七までが「平成お徒歩
日記」で、あとの二つはパイロット版みたいなもの。ってことです。「おとほ」でなく「おかち」日記。だそーで。ずーっとおとほだと思
ってたなぁ。東海道を京都から熱田まで歩くという知り合いに関から四日市までお供させてもらったら、途中の四日市で、伊勢街道と東海
道の別れ道に鳥居が立って伊勢神宮をそこから拝めるようになってるんだけど、伊勢出身の豪商(だったかな)が、「東海道を上下してい
るうちに」東海道をここから下って伊勢を通らず京都のほうへ行っちゃう人たちが伊勢神宮を拝めないのは遺憾ってことで、鳥居を立てた
らしいんだけど、「上下」だよ。東海道を。何度もだよね。歩いて。すごいよなぁ。と思った。関→四日市だけでも、爪、変色したもんな
ぁ。図書館の本、カバーがないんだけど、bk1でもAmazonでも表紙画像が帯ごとなので確認できました。便利。なこともある
。
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2005/02/20更新