震える岩　霊験お初捕物控　Ｎｏ．４９３

サブタイトルが霊験お初捕物控なので、これは第二作以降だと思い込んでいて、なかなか手をつけないでいた。１作目から読みたかった から。気づいたので、さっそく読んだ。おもしろかったが。「本所深川〜」を読んだばかりだったので、怪異現象が怪異現象として扱われ ている設定にビックリ。いや、タイトルからしてそうなんだけど、なんとなく、お初は今でいうＥＳＰｅｒなんだけど、その力で事件を解 決するだけで、事件そのものは、謎が多いだけで普通の事件だと思ってた。「死人憑き」だって、死体移動トリックとかだと思ってたし。 でも、予想以上におもしろかった。 吉良近くの住民としては。特に。(03/02/26)

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宮部　みゆき

講談社文庫　（講談社）　文庫　１９９７年９月１５日第１刷・１９９９年４月１日第６刷　解説　菊池仁　１９９３年９月新人物往来 社より刊行

江戸も時代が下れば、忠臣蔵も１００ 年前の話ということがありうる。というのはひとつのカルチャーショック？だった。そーだよなー。３００年だもんなぁ。一括りに江戸時 代っていっても。

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2005/01/30更新