十八の夏 No.785

収録作品  十八の夏  ささやかな奇跡  兄貴の純情  イノセント・デイズ

「兄貴の純情」笑えながらも切ない。「ささやかな奇跡」ほのぼの。他もそれぞれよさがあるけど、ちょっとエグいかも。偶然にも、次 に読んだ『シクラメンと、見えない密室』でも出てくるんだけど、イメージ違うなぁ。(04/07/12)

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光原 百合  広島県生まれ。大阪大学大学院修了。詩集や絵 本、童話を執筆しながら、1998年、初のミステリー作品である『時計を忘れて森へいこう』を上梓。2002年、本書収録の「十八の 夏」で第55回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。他の著作に『遠い約束』がある。

双葉文庫 み 14−01(双葉社) 文庫 2004年6月20日第1刷発行 本体571円+税 カバーデザイン 泉沢光雄 解説 「「緑」の向こう側に棲むひとへの、遥かなるおもいの物語。――光原百合の「感傷」について」 大林宣彦 2002年8月双葉 社より単行本(bk1 amazon)刊行

第55回日本推理作家協会賞受賞作 本当のあなたを知ったとき新しい物語がはじまる 四つの花が彩る、それぞれの想い(帯)

「恋しくて恋しくて、その分憎くて憎くて、誰かを殺さなければとてもこの気持ち、収まらないと思った」 ――切なすぎる結末が、最 高の感動を呼ぶ物語。第55回日本推理作家協会賞を受賞し、「2003年版このミステリーがすごい!第6位」にもランクインをした珠 玉の連作ミステリー、待望の文庫化!!(裏表紙)

Amazonは表紙画像なし。先日、 別の本で毒があることを知ったばかりの##夾竹桃が広島へ行ったら、被爆後の大地にいち早く生え、市民に希望 を与えた##と聞いた。物事にはそのようにいろいろな側面があるものかもしれない。


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2005/02/27更新