ボーダーライン EMW No.14

あいかわらず、伏線が伏してないんですが、最後までぐいぐいと読まされます。前作で登場した新人エンバーマーのフェイがいい味出し てます。今回、初めて、次作へ続くかのような終わり方をしていました。次は何時出るんだろう?あれ?発行が98年?もう出てるのか? ?(01/02/05)

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雨宮 早希  1949年、山口県生まれ。 97年4月、『 EM』で初めてのミステリ小説を上梓し、近著の『顔のない女 EMV』(共に幻冬舎推理叢書)と併せて各誌で絶賛される。松田美智子 の本名で『女子高生誘拐飼育事件』(幻冬舎アウトロー文庫)などのノンフィクションも手がける実力派。

幻冬舎推理叢書 幻冬舎ノベルス(幻冬舎) 新書 1998年6月15日第1刷発行 781円 カバーデザイン 田淵裕一 ブック デザイン 高橋雅之 原稿枚数392枚(400字詰め)書き下ろし

本物ノミイラヲ見タノハ、初メテダ……(表紙)

●定価(本体781円+税) 216頁 白骨死体、栄養失調死、ミイラ、焼死、投身自殺――エンバーマーの美弥子が遭遇する連続変 死体を繋ぐものは?(巻末の最新刊案内)

エンバーマーの美弥子は遺体と対面し、思わず息を呑んだ。二十二歳の女性の肉体は極度の栄養失調で完全に老婆化していた!さらに数 日後、美弥子の許に運ばれた遺体の主は五十代の男性でミイラ化しており、サウナのボイラーの隙間に挟まった状態で発見されたという。 次々に現れる連続変死体を繋(つな)ぐものは何か?黙々と遺体処置を続ける美弥子は「ナガイ」と 名乗る正体不明のストーカー男につきまとわれ、ついに監禁されてしまう……。(裏表紙)

ところで、EMボカシとこのEMは同 じだったりするのだろうか?今回は、##ミイラ取りがミイラになってる精神科医##登場。次回へ続くっ て感じ?でも、全然続き出てないみたいだけど。やめちゃったのか?宿敵登場で、シリーズいよいよ本調子!かな。と思ったのになぁ。ど うも違うようです。


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2005/01/30更新