約束　Ｎｏ．２２７

偶然、この著者のインタビューが乗っている雑誌を読んだことがあった。すごく自然に近いところに住んでいて、馬まで飼ってた。そう いうところにいると、こういう作品が出てくるのかなぁ。主人公の仲間、「ハム太」というあだ名のつけ方、小学校の同級生を思い出した 。そーだ。子どものころのあだなで呼ばれると、みょーに恥ずかしいもんだ。話の中だけど、研究者になったノリオに情熱の元になる体験 が描かれてる。そういうのって、ほっとする。(02/03/30)

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村山　由佳

集英社　単行本　２００１年７月１０日第１刷　１，６００円　画　はまのゆか　ＤＥＳＩＧＮ　ＭＡＳＡＳＨＩ　ＦＵＪＩＭＵＲＡ　 ＧＲＡＰＨＩＣ　ＤＥＳＩＧＮ　ＯＦＦＩＣＥ

僕らは、祈った。　四人の輝くような時間を取り戻したくて。　あの頃、僕らはまだ１０歳だった。（帯）

きっと君にもあるだろう？　果たせなかった約束。　大人になり、見失いかけて初めて　それが大切なものだって　気づくこと。（帯裏 側）

子どもがつけそうなあだなとか、いろ んなことが懐かしく、キューーーっとくる。

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2004/09/06更新