神はダイスを遊ばない God does not play dice. No.700

うーん。おもしろいんだけど…。好きじゃない。多分、卑屈じゃなさそーなのに卑屈そーに語るところが。繰り返し出てくるフレーズが 美しくもおもしろくもないところが。話としてはおもしろいんだけど、口調が好みでないというか。難しいなぁ。ま、逆のヒトもいるし。 だからいろんな本が売れるというか。まーいーや。ギャンブルは好きです。以上。(03/12/20)

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森 博嗣  1948(昭和23)年、日本生れ。雑誌編集者 、記者を経て、’75年よりロンドンでカジノ賭博の「常打ち賭人」を目指す。’81年、オーストラリア移住後、豪州を本拠地として世 界中の賭場を攻める国際博奕打ち。’94年度全豪牌九選手権者。著書に『無境界の人』『無境界家族』『ろくでなしのバラッド』『越境 者たち』『セクスペリエンス』『非国民』、共著に『ナショナリズムの克服』などがある兼業作家。撮影:小川 卓

新潮文庫 も 26 1(新潮社)7311 文庫 平成15年12月1日発行 667円 カバー装幀 大貫卓也 「「外」の人、ヒ ロシ・モリス」 高橋源一郎

ジャンル超越の興奮本! 怪人「ヒロシ.モリス」を読め。(帯)

阿佐田哲也を超える賭博文学の最高峰! 天才・森巣博に絶賛の声!! ヒロシ・モリスは「ギャンブル」の「外」に立つ。そのことに よって、奇蹟のように、「常打ち賭人」として生き残る。この本は、その奇蹟の記録でもある。 ――――高橋源一郎氏(帯)

豪州を拠点にする「常打ち賭人」の私が、博奕場で凌辱された女のために仕掛けた乾坤一擲の勝負とは? 賭博文学の最高峰が誕生!( 巻末の作品紹介)

私は豪州を拠点にする「常打(じょうう)ち賭人(とにん )」。知り合いの美人ディーラーが博奕場で凌辱された。一歩引けば、そこは奈落の世界。ふたりが仕掛けた乾坤一擲の大勝負の行 方は?「人は負ける。いつかどこかで必ず負ける。大切なのは、その負けをいかに打たれ越すかだ」。カジノという非日常空間で蠢(うごめ)く魑魅魍魎(ちみもうりょう)たちを圧倒的なリアリテ ィで活写した、阿佐田哲也を超える賭博文学の最高峰がついに誕生!(裏表紙)

主人公がヒロシなんで、フィクション なのか、ノン・フィクションなのか良くわかんない。解説書なのか小説なのかなんなのかもよくわからない。そういうのをジャンル超越本 というならそうでしょう。


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2005/01/16更新