スコッチに涙を託して A DRINK BEFORE THE WAR No.174

話がおもしろいので、ぐいぐい引き込まれる、というより、主人公のギャグ(一人称なので、地の分も含めて)がおかしいほどしつこか ったり、つぼにはまったりで、おもしろい。ボストン。一昨年の暮れにホテルに泊まったら、請求書に、無印のTaxと、City Ta xとCentral City Taxがかかっていた。すごい街だ。そういえば、確かに路上駐車はすごかった。(02/01/24)

デニス・レヘインのページへ 作品名順一覧 すへ 作品名順一覧 Dへ 読書日誌へ bk1 amazon


Dennis Lehane デニス・レヘイン  ボストンのドーチェス ター生まれ。 フロリダ州のエッカード・カレッジで創作を学ぶ。「遊びのつもりで」書いた本書が指導教官の目に留まり作家としてデビ ュー。

角川文庫 レ 6−1(角川書店)11059 文庫 平成11年5月25日初版・平成13年9月15日再版 860円 訳 鎌田三 平 カバーデザイン シミズマユミ(next) (C)EDWARD HOLUB amana images 献辞 わたしの両親、 マイケル・レヘインとアン・レヘイン、 そしてローレンス・コーコラン氏に本書を捧げる 1994

古都ボストンに探偵事務所を構えるパトリックとアンジー。彼らのもとに二人の上院議員から依頼が舞い込んだ。「重要書類を盗んで失 踪した掃除婦ジェンナを探してほしい」たやすい依頼に法外な報酬。悪い予感は的中した。辿り着いた彼女の家はもぬけの殻、そして何者 かに荒らされた形跡。書類を探しているのは議員たちだけではなかった。街に銃声が鳴り響き、屍が積み重なる。戦場と化したボストンの ストリートを失踪(Kaiju:疾走の誤植?)する二人の前に姿を現した澱んだ真実とは―― 。 「探偵パトリック&アンジー」シリーズ、待望の日本上陸第一弾。(裏表紙)

うぅ。この、父親と徹底的に反目して いた主人公を描いた本書を捧げられるというのは、両親として、どのようなキモチなのだ?やー、ブッバのように強く、ブッバより穏当な 友人が1人いれば、心強かろう…。


著者名順一覧 れ 著者名順一覧 L 本棚    
2005/01/03更新