椰子・椰子やし やし No.366
収録作品 椰子・椰子*春 春の山本 椰子・椰子*夏 中くらいの災難 椰子・椰子*秋 オランダ水牛 椰子・椰子 *冬 夜遊び ぺたぺたさん あとがきのような対談
タイトルで買ってきた。ぜんぜん知らない人なので、とりあえず、巻末から見てみる。同じ作者の著書は1冊だけらしく、解説者の南伸 坊さんの著書がとりあえず?並び、久世光彦・江國香織・幸田文と続き、他に何冊か紹介した後、芥川龍之介で〆。どーゆー傾向なんだか 。いいけどね。別に。表紙のもぐらの話、きょーれつ。最初のページで、ぐっと、ソノ世界に連れて行かれる感じでした 。(02/09/19)
超日常感覚。(読書日誌361−370へのコメント)
川上 弘美のページへ 作品名順一覧 やへ 読書日誌へ bk1 amazon
川上 弘美 1958(昭和33)年、東京都生れ。’94 (平成6)年「神様」で第一回パスカル短篇文学新人賞を受賞し作家デビュー。’96年「蛇を踏む」で芥川賞受賞。著書は、『神様』で (ドゥマゴ文学賞、紫式部賞)、『溺レる』(伊藤整文学賞、女流文学賞)、『物語が、始まる』『いとしい』『あるようなないような』 『おめでとう』など。
新潮文庫 か 35−1(新潮社)6660 文庫 平成13年5月1日発行・平成14年5月25日3刷 476円 カバー装幀/本 文レイアウト 山口マオ 解説 南伸坊 カバー印刷 錦明印刷 デザイン 新潮社装幀室 平成10年5月小学館より刊行された単行本 に「ぺたぺたさん」を加えた
妊娠中のもぐらと一緒に写真をとったり、町内の縄文人街を散歩したり、子供たちを折りたたんで押入れにしまったり、中くらいの災難 に見舞われ一時乳房等の数が二倍になったり。奇想天外でヘンテコで不気味な出来ごとが、次々と繰りだされる日常を、ごく淡々と送る女 性の、ユーモラスな春夏秋冬。一足踏みいれたらきっととりこになる、とっぷりと心地よい「椰子・椰子」ワンダーランド。(裏表紙 )
あ、巻末に芥川作品が紹介されていた
のは、芥川賞受賞作家だったからか。そっか。1月1日から12月28日までの日記。大晦日はこの世界では何が起きるのだ
?
著者名順一覧 か 本棚 上 中 下
2005/01/03更新