いとしい No.488

おーぉ。現実のすぐ横不思議ワールドはあいかわらずだけど、 けっこうまっとうな恋愛小説だった。 びっくり。 かなづかい・カナづ かいがうまいなぁ。(03/02/25)

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川上 弘美  一九五六年東京都生まれ。お茶の水女子大学理 学部卒業。九四年「神様」でパスカル文学賞を受賞しデビュー。「蛇を踏む」で第一一五回芥川賞受賞。著書に『物語が、始まる』『溺レ る』『あるようなないような』など。がある。

幻冬舎文庫 か 8 1(幻冬舎) 文庫 平成12年8月25日初版・平成14年11月15日3版 533円 カバーデザイン 菊 地信義 カバーイラスト 山口古穂 解説 宮田毬栄 1997年10月幻冬舎より刊行

<好きになるということは、好きになると決めること>母性より女性を匂わせる母と、売れない春画を描く義父に育てられた姉妹ユリエ とマリエ。温かく濃密な毎日の果てに、二人はそれぞれの愛を見つける。高校教師になった妹マリエは教え子のミドリ子の兄と恋に落ちる が、ミドリ子の愛人は母の恋人だった……。芥川賞作家が描く、傑作恋愛小説。(裏表紙)

姉と髪の描写とか好き。主人公姉妹以 外の名前、なんでこーなんだろーなぁ。普通にしてもよさそうな気がするけど、でも、それぞれ、名前から立ち上ってくるものもあるし。 うーん。


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2005/01/03更新