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北村 薫のページへ 作品名順一覧 すへ bk1 amazon


北村 薫  1949(昭和24)年、埼玉県生れ。早稲田大 学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、’89年「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー 。’91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。’93年から執筆に専念。作品に『秋の花』『六の宮の姫君』『朝霧』(以上5作 円紫さんと私<Vリーズ)、『覆面作家は二人いる』のシリーズ、『スキップ』『ターン』など。読書家、本格推理ファンとして、評論、 アンソロジーにも腕をふるっている。

新潮文庫 き 17 1(新潮社)6302 文庫 1999年7月1日発行 743円 カバー装画 中山尚子 解説 佐藤夕子・佐 藤正子 平成7年8月新潮社より単行本(bk1 amazon)刊行

昭和40年代の初め。 わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕 方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた>>目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。 わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ――でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、《わたし》を生きていく。 (裏表紙)

推理小説じゃないんだ。だから、「解 決」は、事件の謎解きとは違うところにあるのだ。うーん。


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2005/03/27更新