親不孝通りディテクティブ No.555
収録作品 セヴンス・ヘヴン 地下街のロビンソン 夏のおでかけ ハードラック・ナイト 親不孝通りディテクティブ センチメンタル・ドライバー
北森さんがこの口調。の語りは意表を衝かれた。テッキは今までの主人公にいがちだが、キュータは。どうよ。最後の手紙は…。ちょっ となぁ。んなこと手紙に書くかぁ?ってなもんなので、別の形のほうがよかったと思う。なんか、最後の最後でガクっとくる。(03/06/10)
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北森 鴻 1961年、山口県生まれ。駒澤大学文学部歴史 学科卒業。’95年、『狂乱廿四考』で第6回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。主な著書に『狐罠』、『花の下にて春死なむ』(’9 9年、第52回日本推理作家協会賞・短編および連作短編集部門受賞作)、『凶笑面』、『顔のない男』など。
実業之日本社 単行本 2001年2月25日初版第1刷 1,600円 装幀 丸尾靖子 カバー写真 古賀英樹
初出 「週刊小説」 セヴンス・ヘヴン(’98年8月21日号) 地下街のロビンソン(’99年3月19日号) 夏のお でかけ(’99年8月6日号) ハードラック・ナイト(’99年11月12日号) 親不孝通りディテクティブ(’00年3月10日 号) センチメンタル・ドライバー(’00年11月24日号)
博多長浜の屋台は、個性の強い店が揃っている。そうでなければ生き残れない。俺の店の売りはカクテルである。……そんな店におでん とラーメンは似合わないだろうといわれるかもしれないが、長浜の屋台にこのふたつはつきものだから仕方がない。 * ――そんなテッ キの店の疫病神は、高校時代の《鴨ネギコンビ》の相棒キュータだ。ぴったり息の合った二人だが、なぜだかヤバイ事件に首を突っ込む破 目になるんだなあ……。(帯)
博多っ子テッキとキュータの ちょっぴりセンチメンタルな ハードボイルド・ストーリー(帯)
屋台でカクテル。ありなんだろうか。
テッキとキュータの視点で交互に物語が綴られる。で、キュータは博多弁(かな?)バリバリなんだが、それ以外の登場人物は、歌姫、オ
フクロ、刑事や他の登場人物はみんな標準語っぽい語りだ。なんでだろう。
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2005/01/03更新