君といたホノルル Honolulu On My Mind No.218

マリーは元気だし、ナイフが飛んだり、拳銃が登場したりと、それなりに物騒なんだけど、ハワイが舞台なせいか、どーも、の〜んびり する話だ。ぬくい感じの作品ですな。(02/03/0?)

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喜多嶋 隆  5月10日東京生まれ。おうし座のO型。明治 大学卒業。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。著書『ポニーテールは、ふり向かない』 等多数。現在、湘南・葉山に居を構え執筆に励む。 撮影/篠塚明

角川文庫 き 7−22(角川書店)12267 文庫 平成13年12月25日初版 514円 カバーデザイン 喜多嶋隆 写真  IPS 口絵写真 喜多嶋隆 本文カット 小島真樹

探偵事務所を開いて一年目、沢田麻里(マリー)は太極拳教室の師匠、至(ツー)さんからある相談をもちかけられた。 六十八歳になる日系人のタマエさんが彼女の食堂にいやがらせに来る チンピラを太極拳で追い払いたいというのだ。 麻里と至さんは、いやがらせの正体を探るうちに、タマエさんの意外な過去を知る。 ち ょっとした選択が決めてしまう人生の成功と挫折。最後にたどり着く本当の幸せとは何か。ほろ苦いラストが胸をしめつける感動作!(裏 表紙)

第1作、2作とも、主役級に老人を持 ってきてるのは、何か意図があるんでしょーか。前シリーズにも、トクさんとか出てたけど。


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2005/01/02更新