ぼくとミセス・ジョーンズの夏　Me and Mrs. Jones　Ｎｏ．６５

夏らしい作品２編。Ｂ・ポールというシンガーの「Ｍｅ　Ａｎｄ　Ｍｒｓ．Ｊｏｎｅｓ」を自分が知らないのでちょっと残念だった。今 度探してみよう。まっすぐに生きようとする人の姿がさらっと描かれている２編でした。(01/08/16)

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喜多嶋　隆　　５月１０日東京生まれ。おうし座のＯ型。明治 大学卒業。コピーライター、ＣＦディレクターを経て、第３６回小説現代新人賞を受賞し作家に。著書『ポニーテールは、ふり向かない』 等多数。現在、湘南・葉山に居を構え執筆に励む。　撮影／篠塚明

角川文庫　き　７−２１（角川書店）１１９７５　文庫　平成１３年５月２５日初版　４９５円　カバーイラスト　鈴木英人　カバーデ ザイン　喜多嶋隆　本文カット　鈴木英人

「長く曲がりくねった道……。そんな人生の方が、人間的でいいと思うの」と彼女はいった。大学１年の夏休み、湘南の葉山マリーナで バイトしていた「僕」は、ボートを出せずに困っていた枝里を助ける。　親しくすればするほど、枝里に惹かれていく。しかし、彼女には 米軍将校の夫がいた……。表題作「ぼくとミセス・ジョーンズの夏」ほか１編。湘南の海と海辺を舞台に、真摯に海と向かい合う人生を描 いた青春ラブストーリー。（裏表紙）

えと。続けて読むと、主人公があっち もこっちも同じ人間のような気がして、食傷する。けど、たまに手にとると、カンドーしたりする。この中編２つもそうだな 。

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2005/01/02更新