ビーチ・サンダルで告白した First Kiss On The Beach No.15
収録作品 君の背中は美しい 永遠にまじわらない二本のレール 言いだせなくて 三つ編み物語 たとえ、すべてを 失なくしても スター・フルーツ 恋はスラローム サンタクロースは、十九歳 ビーチ・サンダルで告 白した
喜多嶋隆ファンクラブの会員の方に毎月送られているテープに朗読するために作った話をまとめたもの。ショート・ストーリー集。この 人の話は、探偵小説はおもしろいけど、どーも、ラブ・ストーリーは…。なんつーか、主人公が単調すぎる。みんな、えらいかっこよく生 きてる。かっこよく生きてる人の長編恋愛小説ならいいけど、短編集でみんなかっこいいと疲れる。一つの話に必ず1つは、胸にくる言葉 があるのは流石です。でも、探偵小説のほうが好きだな。まぁ、これは自分の嗜好なんで、どっちがいいってもんじゃないですね。多分。 (01/02/10)
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喜多嶋 隆 5月10日東京生まれ。おうし座のO型。明治 大学卒業。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。著書『ポニーテールは、ふり向かない』 等多数。現在、湘南・葉山に居を構え執筆に励む。 撮影/渡辺敬二
角川文庫 き 7−20(角川書店)11733 文庫 平成12年11月25日初版 533円 カバーイラスト 佐々木悟郎 カバ ーデザイン 喜多嶋隆 本文イラスト 佐々木悟郎
湘南の海辺で、真冬のゲレンデで、ハワイの爽やかな陽射しの中で――さまざまな出会いと別れを経験して、「彼女」たちは少しずつ大 人になっていく。時に涙を流すことがあったとしても、「彼女」たちの輝きは、決して失われることはない――。 一瞬のきらめきを閉じ こめた小さな宝石のような、珠玉のラヴ・ショート・ストーリー集。(裏表紙)
一番良かったのは、やっぱり、表題作
かな。あとは、そーだな、「三つ編み物語」かなー。他のも読みやすいです。けして悪い意味でなく、「軽い読み物」かな
。
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2005/01/02更新