怒りをこめてふりかえれ No.95

疲れた。この本の中で、「悲劇に終わったら大恋愛」と評されている事件のほうが、おもしろかっただけに疲れた。斜め読みになってし まった。また、機会があったらゆっくり読んで・・・みないかもしれない。(01/10/??)

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栗本 薫

講談社ノベルズ(講談社) 新書 1998年5月5日第1刷 780円 ブックデザイン 熊谷博人 カバーデザイン 辰巳四郎

著者のことば ずっと昔に自分の結婚問題で、「スキャンダルの対象になるとはどういうことか」を身をもって体験して以来、「マスコミ への怒り」がわだかまり、「いつか書かなくてはいけない」と感じていました。その後マスコミの暴力はますます悪化していると私は思います 。この作品が少しでもスキャンダル・ジャーナリスムに投じる石になれば幸いです。(見返し)

「シャーロック・ホームズ賞」最年少受賞者、栗本薫クンも、はや36歳に。悲劇に終わった大恋愛の傷もようやくに癒えてきた頃、脚 本を依頼されていた映画のヒロインから何と、デートのお誘いが。迷いつつ、期待しつつも待ち合わせ場所に出かけた薫クンは思わぬ展開 にア然、ボー然。彼の行く手にまたもや。大苦難が!(裏表紙)

ア然、ボー然はこっちだよ…。という か、なんというか。つぶやきみたいな作品です。てゆーか、全編是、私的呟き。見たいな感じで疲れます。うーん。うぅーん。あまり好き じゃない。シリーズのほかの作品に比べて。特にぼくらシリーズからはこのあと出てないので、これで終わるのは残念…。本が行方不明な ため、詳細はオンライン書店をご覧下さい。今載せてあるのは、メモとして取ってあった記録なので、正確でない可能性大で す。


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2005/04/03更新