月曜日の水玉模様 No.387

収録作品  月曜日の水玉模様  火曜日の頭痛発熱  水曜日の探偵志願  木曜日の迷子案内  金曜日の目撃証人  土曜日の嫁 菜寿司  日曜日の雨天決行

出会いがあんまりよくなかったので、今まで読んでこなかったが、やっと手を出してみたら、おもしろかった。えっと、ところで、今で も「OL」って言うのかな?事務員の女性が従業員構成の0.02%の事業所の従業員には想像もつかない。その中でさらにパート職員は 「パートさん」だし。そーいえば、「サラリーマン」とか「ビジネスマン」とかもまだ言ってるのか?謎。(02/10/17)

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加納 朋子  1966年10月19日、福岡県北九州市にう まれる。文教大学女子短期学部文芸科卒業後、化学メーカー勤務をへて、1992年「ななつのこ」(92年、東京創元社)で第3回鮎川 哲也賞を受賞し作家デビュー。95年「ガラスの麒麟」(97年、講談社)で第48回日本推理作家協会賞受賞。他の著書に「魔法飛行」 (93年、東京創元社)、「掌の中の小鳥」(95年、東京創元社)、「いちばん初めにあった海」(96年、角川書店)がある。

集英社 単行本 1998年9月30日第1刷 1,600円 ブックデザイン 山口聡子 イラストレーション 秦野くみこ  羽田 野典子 カバーデザイン 緒方修一 解説 山口雅也 2001年10月集英社文庫(bk1 amazon)刊行

<名探偵>は、そこにいる! 正真正銘正統一般職OL片桐陶子くんの、ちょっと事件で、ほろ苦くて、でも、あたたかなユーモアにつ つまれた日々! 「ジハード」よりもけなげで、「ショムニ」よりもリアル!?(帯)

愛すべきOLたちよ! なにも総合職のキャリアウーマンだけが働く女性ではないのです。何年勤めたってお給料はさほど上がらず、仕 事の内容は百年一日、管理職なんかには一生かかったってなれっこない。あらゆる事務機器に精通し、中でもコピー機の紙詰まりを直すの は得意中の得意。課員のお茶の好みは熟知している……そんな愛すべき一般事務職のOLは、日本中の会社にいるはず。侮るなかれ、彼女 たちはたぐいまれなる<名探偵>かもしれません!?――加納朋子(帯)

陶子はアンバランスだ。たぐいまれな る?観察力を発揮して、あっちとこっちを結びつけ、問題解決に一役も二役も買っても、##弁当を電車の中でぶ ちまけたことを覚えてなかったり、相馬のことを忘れていたり##と、なかなか節穴な点もある。


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2005/06/05更新