サイコセラピスト探偵 波田煌子なみだきらこ なみだ研究所へようこそ! No.517
収録作品 アニマル色の涙 ニンフォマニアの涙 憑依ひょういする男の涙 時計恐怖症の涙 夢 うつつの涙 ざぶとん恐怖症の涙 拍手はくしゅする教師の涙 捜さがす男の涙
脱力モノの波田煌子の活躍。なぜ、わざわざ、「本格推理小説」と銘打ってあるのだろう。謎だ。しかし、どんな経歴なんだろ。彼女 。(03/04/14)
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鯨 統一郎 一九九八年、ミステリ界の話題をさらった『邪 馬台国はどこですか?』で鮮烈デビューを飾る。以来、歴史、民俗学などにスポットをあて、斬新な推理で読者を驚かせてきた著者が、本 作では一風変わって人間心理をテーマにすえた。新米臨床心理士と伝説のサイコセラピスト、そして美貌の女会計士が繰り広げる患者(クライエント)とのユーモア溢れるドラマ。著者ならではの切れ味鋭い推理は、本作でも健在である。著 書に、『とんち探偵一休さん 金閣寺に密室(ひそかむろ)』(祥伝社刊/ノン・ノベル)『隕石誘 拐』『千年紀末古事記伝 ONOGORO』『北京原人の日』がある。(裏表紙見返し) ユーモアと心理学と不条理と論理を駆使(くし)した超絶推理! 作家 二階堂黎人(にかいどうれいと ) 鯨統一郎は、『邪馬台国(やまたいこく)はどこですか?』で卑弥呼(ひみこ)やブッダやキリストの虚像を打ち砕き、『ONOGORO』で混沌(こん とん)たる原始日本史を書き換え、『北京原人の日』で消えた化石を蘇(よみがえ)らせた 、本格ミステリー界屈指の秘録使いである。その彼が今度は、ユーモアと心理学と不条理と論理を駆使(く し)した超絶推理で、人間の心の奥底に潜(ひそ)む真実を暴き立てる。殺人がまったくで てこない《日常の謎派》をはるかに凌駕(りょうが)する《超・日常の謎派》の誕生なのだ。(表紙 見返し)
本格推理小説 ノン・ノベル(祥伝社)N−712 新書 平成13年4月10日初版第1刷 819円 装画 朝倉めぐみ 装幀 小 倉敏夫
初出 月刊『小説NON』(祥伝社刊) アニマル色の涙(1999年2月号) ニンフォマニアの涙(1999年7月号) 憑依する男の涙(2000年5月号) 時計恐怖症の涙(1999年10月号) 夢うつつの涙(2000年7月号) ざぶとん恐怖症の 涙(2000年10月号) 拍手する教師の涙(2000年1月号) 捜す男の涙(2001年1月号)
二階堂黎人(にかいどうれいと)氏も驚いた! 「ユーモアと心理学と 不条理と論理を駆 使(くし)した超絶推理!」 波田先生の涙が落ちるとき、不思議なフシギな推理がはじまる…(帯 )
港区六本木(ろっぽんぎ)にあるメンタル・クリニック「なみだ研究所」。新米臨床心理士の松 本清(まつもときよし)は、そこへ大学の恩師に薦(すす )められ見習いとして赴(おもむ)くことになった。研究所の所長・波田煌子(なみだきらこ)は数々の臨床実績を持つ伝説のセラピスト。が、松本はほどなく愕然とすることになる。 波田の幼い容姿と同じく幼い知識と、トボけた会話。果たしてこんなことで患者は治せるのか? 不安になる松本をよそに、波田先生の不 思議な診療が始まった……。 推理(ミステリ)界の奇才が放つ、ユーモア溢(あふ)れる本格推理の決定版!(裏表紙)
『悪魔の
カタルシス』でちょっとコケたんで、買うのはやめて借りてきた。た、まぁまぁおもしろかった。人生ってそんなもんだ。##しりとりには笑う。##ん?まさか…と思ったらそのとおりだし。
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2005/01/01更新