冷蔵庫を壊す

冷蔵庫を壊す

収録作品　　冷蔵庫を壊す　　月のこおり　　つばさ

狗飼　恭子　　一九七四年埼玉県生まれ。九二年に第一回ＴＯＫＹＯ　ＦＭ「ＬＯＶＥ　ＳＴＡＴＩＯＮ」ショート・ストーリー・グランプリにて佳作受賞。高校在学中より雑誌等に作品を発表。九五年には小説第一作『冷蔵庫を壊す』を刊行し話題に。著書に『おしまいの時間（とき）』など。

幻冬舎文庫　い　７　２（幻冬舎）　文庫　平成９年６月２５日初版発行　４９５円＋税　カバーデザイン　前橋隆道＋Ｋ②　カバーフォト　松尾幹生　解説「冷蔵庫を開ける人々」　坂元裕二　１９９５年８月幻冬舎刊行の『冷蔵庫を壊す』（bk1　amazon）と１９９６年４月幻冬舎刊行の『月のこおり』（bk1　amazon）に書き下ろし作品「つばさ」を加え文庫化

十歳の僕は転校生の女の子に、一目会ったその瞬間に恋してしまった。自分の全存在を賭けた小学生の初恋を描く、著者二十歳のデビュー作＜冷蔵庫を壊す＞。親友の恋人を好きになってしまった夏、女友達と彼との間で揺れる主人公の戸惑いをヴィヴィッドに綴った＜月のこおり＞。書き下ろし短編小説＜つばさ＞を収めた、三つの愛しい恋の物語。（裏表紙）

ううぅ。残酷だよなぁ。どっちの主人公も。いやぁ。「つばさ」の天使って、真冬の先生のことか？とかさー。＃＃真冬が先生のことを守ってあげなくては、と思った後に、二度と会わない決心？をするってのはわけがわかりませんでした。なんなんだか。でもって、なんか、ラストは納得いかないような、上滑りなような。まぁ、勢いというか。うーん。はー。年食ってから読み直すと辛いわ。うぅ。（って、初版から１０年もたってないけどさー。）冷蔵庫を壊そう。ｂｋ１、Ａｍａｚｏｎとも表紙画像なし。

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2004/09/07更新☆