ゼロをつなぐ

収録作品  14階からの視線  箱の中には  どうしても思い出せない約束  ビデオテープでもう一度  あなたの後を  レイ ン・レイン  黄色い旗のところまで  ジュリエットの薬  閉ざされた肖像  奇妙な線が  水槽の棲む部屋  花嫁の父の事情   姿のない尋ね人

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原田 宗典  1959(昭和35)年、東京都新宿区生れ。 早稲田大学文学部卒業。’84年に「おまえと暮らせない」ですばる文学賞佳作。以来小説、エッセイ、戯曲を発表する。主な著書に小説 『スメル男』『十九、二十』、エッセイ『スバラ式世界』『吾輩ハ苦手デアル』『東京トホホ本舗』、戯曲『チャフラフスカの犬』『箱の 中身 分からない国』などがある。

新潮社文庫 は 22 2(新潮社)5081 文庫 平成5年6月25日発行・平成12年6月10日21刷 400円 装幀 原研 哉 装画 かとうゆめこ 解説 金田太郎 平成2年3月トレヴィルより刊行 bk1

誰にも見られているはずがないのに常に視線が注がれているような気がしたことはないだろうか。あるいは海水浴場のスピーカーがしつ こく同じ人を呼び出しているとき、落ちつかない気分になることはないだろうか――ごくありふれた日常生活の風景にふと顔をのぞかせる 不安や違和感を題材に、都市に住む人間の乾いた心理を映す13編。あなたもよく感じている奇妙な感じ≠描く短編集。(裏表紙 )

うーん。あまり、眠る前に読みたくな いかも。いや、逆に雰囲気出るかも。bk1もAmazonも表紙画像なし。


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2004/09/05更新