銀色のシャヌーン No.685
日曜に中山星香のマンガ『妖精国の騎士』の文庫をちょろちょろと読み返してたんだけど。そうか、これも同じファンタジーか。と思う と不思議な、というか、「え?そんなかんたんに…」というか。ま。いいんだけど。時の門という設定はおもしろいですね。門の上とかか ら空気つながっとるやんけ。とかそういうツッコミは一切ナシで。そういうの、突っ込まない方が、まぁ、楽しい。ツッコミどころがない くらい創ってくれるとまた嬉しいけどね。(03/12/01)
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ひかわ 玲子
書下ろし長篇ファンタジー トクマ・ノベルス(徳間書店) 新書 1990年11月30日初刷・1990年12月20日2刷 69 9円 カバーイラスト 天野喜孝 カバーデザイン 矢島高光 本文挿画 天野喜孝
雷鳴とどろくハミール山脈の奥深く苦難の旅をつづける一行がいた。〈昼の国〉ファリソンの王女ファリナと弩(いしゆみ)の名手の黒龍、青い髪の青龍、朱鷺(とき)色の羽の鳥に変身す る緋龍の屈強の三戦士たちだった。険しい峰、人跡をはばむ黒い森……めざすは霊山ダ・ムーの宮殿。そこには、伝説の英雄銀色のシャ ヌーン≠ェいます。銀のマントに鎖帷子、銀の剣ソルリークを持つ無双の美剣士。だが、行く手には巨大な闇の敵とあらがえぬ運命が待ち かまえていた……。ピュア・ファンタジーの新星が放つ、待望の書下し傑作!(見返し)
処女作からファンタジーひとすじに夢とロマンと冒険織りなす絢爛たる物語を綴ってきた。この分野に寄せるひたむきな愛情が開花、新 作ごとに読者を得て、いま脂ののった大型新人として快走中だ。女は清く、男が勲(いさお)しかっ たレジェンドの世界に陶然と酔わせてくれる著者が贈る、丹精こめた自信作である!(裏表紙)
そーかー。10年以上前の作品かぁ。
時代を感じた一言、##るんるん##。作中、フツーに形容詞で使ってるけど…。最近の使用例は職場の上
司くらいか。しかし、それもビミョーで、一番上のほうは使わない世代らしい。ことばの地層?みたいなもんか。ある世代には埋まってる
けど、別の世代には別のものが埋まってるみたいな。bk1、Amazonとも表紙画像なし。読書日誌で、中山星香のマンガのことを書
いてから、著者の作品を見たら、「三剣物語シリーズ」ってのがあるのか。剣の種類が違うけど。ファンタジー作家なら、一度はとりくみ
たい題材なんだろうか。謎。
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2005/01/01更新