木野塚探偵事務所だ No.532

タイトルからなんとなく想像していたスタイルと激しく違った。柚木草平シリーズより好きだけど。まぁ、そっちは1冊しか読んでない けど、この解説読んだら、人気シリーズらしい。ふーん。(03/05/04)

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樋口 有介  1950年、群馬県前橋市生まれ。国学院大学 文学部中退。劇団員、業界紙記者等を経て、1987年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞して作家に。著 書『林檎の木の道』『苦い雨』『ろくでなし』『プラスチック・ラブ』『誰もわたしを愛さない』ほか。鹿賀丈史主演でテレビ化(フジテ レビ系)された「柚木草平シリーズ」(原作・講談社文庫既刊『初恋よ、さよならのキスをしよう』、『探偵は今夜も憂鬱』)も好評 。

講談社文庫 ひ 25 4(講談社) 文庫 1998年9月15日第1刷 カバー装画 浅賀行雄 カバーデザイン 鈴木巌夫 解説  香山ニ三郎 1995年5月実業之日本社より単行本刊行(bk1 amazon

初出 『週刊小説』実業之日本社刊 T(1992年10月9日号「名探偵誕生」改題) U(1993年1月22日号「木野 塚氏誘拐事件を解決する」改題) V(1993年10月29日号「男はみんな恋をする」改題) W(1994年9月16日号「菊花刺 殺事件」改題)  書き下ろし X

警視庁経理課の定年警官がついに開いた探偵事務所。超正統派ハードボイルド探偵物語。(巻末の最新刊案内)

警視庁経理課を勤め上げた定年警官・木野塚佐平が、新宿五丁目の栄光ビル四階に事務所を開設した。目指すはフィリップ・マーロウか 、はたまたリュウ・アーチャーか!? スーパー・エキセントリック・ハードボイルド探偵が、コケティッシュな秘書・梅谷桃世と挑む難 事件の数々。超正統派「探偵物語」の傑作。(裏表紙)

いやぁ。上司にいたら困るタイプのお っさんやけど、主人公として内面が書き尽くされていると不思議と憎めない。ははは。


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2004/09/20更新