サム・ホーソーンの事件簿T DIAGNOSIS:IMPOSSIBLE The Problems of Dr. Sam Hawthorne No.359
収録作品 有蓋橋の謎 The Problem of the Covered Bridge 水車小屋の謎 The Problem of the Old Gristmill ロブスター 小屋の謎 The Problem of the Lobster Shack 呪われた野外音楽堂の謎 The Problem of the Haunted Bandstand 乗務員車の 謎 The Problem of the Locked Caboose 赤い校舎の謎 The Problem of the Little Red Schoolhouse そびえ立つ尖塔の 謎 The Problem of the Christmas Steeple 十六号独房の謎 The Problem of Cell 16 古い田舎宿の 謎 The Problem of the Country Inn 投票ブースの謎 The Problem of the Voting Booth 農産物祭りの 謎 The Problem of the County Fair 古い樫の木の謎 The Problem of the Old Oak Tree 長い墜落 The Long Way Down
シリーズ物としては、久しぶりに自分の中で、ヒット。あ、そーでもないか。「キノの旅」とか「犀川・西之園」とか。来週旅行に行く ので、そろそろ用意を・・・。この話を読んだら、とりあえず・・・。あ、次の話も・・・。とかやってると、一冊あっという間。1編シ リーズ外の中編がついてて、それもおもしろかった。検屍官シリーズのような、綿密な科学データの集積による(と、自分のような素人は 信じ込める)捜査の緊迫感はないけど、これはこれで、ヒジョーにおもしろいです。データが無粋に思えるくらい。(02/08/26)
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Edward D. Hoch エドワード・D・ホック
創元推理文庫 M ホ 4 1(東京創元社) 文庫 2000年5月26日初版・2001年3月2日3版 860円 訳 木村二郎 カバーイラスト 西山クニ子 カバーデザイン 小倉敏夫 序文 エドワード・D・ホック 献辞 マーヴとキャロル・ラックマンに捧 げる 「サム・ホーソーン医師略歴」 エドワード・D・ホック 「サム・ホーソーン医師の事件年 表」 Dr. Sam Hawthrone: A Chronology of His Cases マーヴィン・ラックマン Marvin Lachman 「サム・ホーソーン医師の診断書」 木村仁良
長い墜落 1965 「サム・ホーソーン医師の事件年表」 1996 その他 1974〜78、1996
時は1992年、医学校を卒業したばかりの青年サム・ホーソーンは、ある田舎町に診療所を構えた。彼はすぐに町の評判になる。それ も、不可能犯罪の専門家≠ニして! パラシュートで降下中に絞殺されたスタントマン、行き止まりの廊下から消え去った強盗、“小人 ”というダイイング・メッセージを残して密室で殺されていた車掌など、多種多彩な不可能犯罪を詰め込んだ、シリーズ初期の十二編を収 録。また、特別付録として、ホックの代表作の一つであり、これまた不可解な墜死事件の謎を解く「長い墜落」を収めた。不可能犯罪愛好 家、必携の書。(p1)
橋の途中で消え失せた馬車、“小人”と書き残して密室で殺されていた車掌、行き止まりの廊下から消え去った強盗、誰も近づけない空 中で絞め殺されたスタントマン等々、次々と発生する怪事件! 全編不可能犯罪をあつかった、サム・ホーソーンものの初期作品十二編に 加え、特別付録として、著者の代表作の一つであり、これまた不可解な墜死事件の謎を解く「長い墜落」を収録した。(裏表紙 )
シリーズを意図し、タイトルを揃えて
いるのが気にいりました。不可能犯罪…。だったら、犯罪にならんのでは?一見不可能犯罪。か、不可解犯罪でしょう。なーんて、小理屈
をこねたくなったぞ。わざわざ、不可解犯罪と不可能犯罪を使い分ける注釈を読むと。
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2005/01/01更新