おばちゃまはサーカス・スパイ Mrs. POLLIFAX PURSUED No.531

まいどカーステアーズに呼ばれるパターンからがらりと変わって、日常生活を送っているおばちゃまのところに、事件が舞い込む設定。 視点も、おばちゃま側と、カーステアーズ側からの2方向から事件を追う。なんというか、明るく終わるのが嬉しいかもね。それはもう、 1つの約束のようなものだけどさ。このシリーズの。登場する若者がいつも微笑ましいのも特徴かもしれない。年を取った時、おばちゃま のようにワカモノに接することができる人、なかなかいない。良い?年の取り方見本かも。(03/05/02)

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Dorothy Gilman ドロシー・ギルマン

ミセス・ポリファックス・シリーズ 集英社文庫 キ 5 13(集英社) 文庫 1995年11月25日第1刷・1996年8月2 7日第3刷 524円 訳 柳沢由実子 イラストレーション 西村玲子 デザイン スタジオ・ギブ 1994

NYの億万長者ビッドウェルが誘拐され、犯人が五千万ドルの身代金を要求してきた。一方、おばちゃまはコネチカットの自宅の物置に 潜む少女ケイディを見つけた。追われているというケイディを乗せたおばちゃまの車を尾行する白いバン。追いつめられたおばちゃまはC IAに助けを求め、サーカス団の中にまぎれ込む。何の関係もなさそうなこのふたつの事件が、やがて一本の糸で結ばれるとは!?(裏表 紙)

シリーズの今までの作品にない構成で 楽しめた。シリーズの前作までに登場していた人物やその縁者が出てくるので、そろえている人には嬉しい限りでしょう。前作を読み返し て確認したりなんかして。bk1は表紙画像なし。


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2004/12/31更新