おばちゃまはアラブ・スパイ Mrs. Pollifax and the Whirling Dervish No.442

アフリカ再び。スパイ活動をする上で、本国以外の国ばかりを飛び回るという設定はどうなのだ?たまには、ワシントンとか。でも、お ばちゃまには向かないか。彼女の真価が発揮されるのは、やはり、機転をきかせなきゃいけない、非日常の世界だな。シルクロード・ホン コン・ハネムーンをすっ飛ばしたので、モーナジェイ氏の役どころがよく分からなかった。状況は描かれるから分かるけど 。(03/01/03)

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Dorothy Gilman ドロシー・ギルマン

ミセス・ポリファックス・シリーズ 集英社文庫 キ 5 9(集英社) 文庫 1992年11月25日第1刷・1997年4月7日 第9刷 552円 訳 柳沢由実子 イラストレーション 西村玲子 デザイン スタジオ・ギブ 1990

ミセス・ポリファックスは、ひょんなことからCIAのスパイになった気のいいおばちゃま。任務のたびに、危機一髪という危険をくぐ りぬけ、結果はいつも大逆転の大手柄。今回の行き先はモロッコ。彼女の仕事は、ちょっとお行儀の悪い情報員のお目付け役として一緒に モロッコ国内を旅すればいいという。ところが、モロッコ到着のその日から、情報員とはウマが合わず、不審なことが続発して……。(裏 表紙)

おばちゃま、情報員をうまいこと手な ずける。ってな話か?と思いながら読んでいくと、あらまぁ。びっくり。ということになります。どういう方向にびっくりかは、読んでの お楽しみ。ということか?イスラム情勢について、ちょっとだけでも学べたので、ためになった。モロッコを取り巻く情勢も。今と同じで はもちろんないと思うけど。bk1は表紙画像なし。


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2004/12/31更新